私の婚活期間は3年間だったが、焦らずもダラダラ続けない事が大切なのはもちろん、婚活を成功させるために必要なことで私の場合は、「実家を卒業すること」だった。経済的にも精神的にも自立をすること。実家を出れば家賃、光熱費、食費、日用品などその他諸々の費用をすべて自分で負担しなければならない。でも、それ以上に一人になることで今までにない気づきを得ることができる。
部屋の契約、家具家電の手配、ライフラインの確保、住民票の異動などの行政手続き。知らなかったことがたくさんある中で、一つ一つを手探りながらもやっていくことで着実に自立に向かっていける喜びを感じられる。実家暮らしというだけで親の脛かじりというレッテルすら貼られてしまいかねないイメージの恐ろしさにも気づくことができ、その後ろめたさが追い風となって大きな一歩を踏み出すきっかけにもなる。
もし婚活がうまくいかないと思うことがあれば、結婚はとりあえず脇において「自立」という視点から見直してみると良い。
自分が相手に求める条件は果たして分相応なのだろうか、ということを。
私は実家を出たことで結婚のチャンスをものにしたという実績を残せた。その経験は、今後の人生においても大きな決断をするときの指針になることは間違いない。
人生は選択の連続であり、現状は過去の行動の結果だ。
他人を羨みながら指をくわえ、地団駄踏み、不平不満ばかりいう人間になりたくなければ、実家を出ることを強く勧める。
今実家暮らしをしていて、自立もしたいし結婚もしたいけどどうしたらいいかわからないという人には是非参考にしていただければと思う。やるなら今だ。