次に、婚活するうえで「あ、それあるある!」といったやりがちな失敗談を紹介する。
★婚活パーティーでやらかした★
①1人1分間の回転寿司形式の婚活パーティーで、番号札と名前を間違えて記入してしまい、希望の人とマッチングしなかった。
→プロフィールカードの情報をもとにメモするカードも配布されるが、正直メモする時間などほぼない。慌てて記入しても、番号札とずらして書いてしまったり、名前しかメモれず印象忘れたり、逆に嫌だと思った相手の印象が強すぎて、いいなと思った人の名前や印象と番号が一致せず最終チェックでかなり困ったことも。思い出そうとしても曖昧な記憶ではどうにもならず、第3希望欄に適当な人の番号を書いたらマッチングしてしまったこともあった。記入するにしても欄が狭すぎて書きにくいし、せめて印象の選択肢があれば書く時間も短縮できるのになと思った。
②iPadでプロフィールや中間印象をリアルタイムで見ることができるパーティーでは、好意を持ってくれた人の番号が複数表示された場合、全員がマッチングしたい人ではなかったときが気まずい
→個室タイプで男性が移動して7〜8分くらいじっくり話せたり、待機の時間に参加男性のプロフィールが事前に確認できるのはありがたかった。中間印象が良いと、ボタンを押せば相手に好意を伝えることができるが、誰が誰にアピールしたかはわからないようになっているとはいえ、妙なプレッシャーと罪悪感がある。
好意を示したのにマッチングしなかったのは、何とも思われてなかったんだなと相手を残念な気持ちにさせてしまっているような気がして、後味はあまり良くない。しかも、この人無理だと早い段階でわかった時の7〜8分は長すぎて苦痛。
③参加男性に、参加した女性の情報を聞いてしまう
→男性とは話す機会があるが、女性参加者と話すことはほとんどないので逆に気になってしまい、マッチングした人にどんな人がいたか聞いてしまったことがあった。当時はクリスマスだったので女性は限定メニューのチョコデニッシュパンのお土産がついていたのだが、「30代限定のはずなのに53歳のバツイチで子ども3人いるオバサンがいた。絶対特典狙いだよ」と聞いたときは鳥肌が立った。
④参加女性とマッチング
→男性よりも話が弾んでしまい、男性そっちのけで連絡先交換して後日ランチをするというわけのわからないことをしたことがあった。隣の席にいたものすごくきれいなお姉さん(当時40歳と聞いてびっくりした)がかなり気さくな人で、気が合ってしまい後日二人でランチをすることに。そしたら開口一番「実は東京に転勤になっちゃった。せっかく仲良くなれたのに会えなくなっちゃう」と言われ切ない気持ちに。初めて一人暮らしするのが不安と言っていたが「東京に素敵な出会いがあるかもしれない」と言ったら、「そうだね、きっとこれがきっかけで良い出会いがあるかもしれないから頑張ってみる」と笑い、1ヶ月後東京に旅立っていった。結局その後は一度も会わなかったが、彼女ならきっといいご縁に恵まれると思う。
⑤参加女性からの嫌味
→これは私の友人の体験談になる。友人は私とほぼ同時期に婚活をしていた。あるパーティーに参加した友人から「今日時間ある?ちょっと話聞いてほしいんだけど」と連絡があり、地元のショッピングモールの喫茶店で待ち合わせて話を聞いた。
「今回30代〜40代限定のパーティーだったんだけど、隣りに座ってた女に声かけられてさ。『あんた何歳?』って聞かれて『32ですけど』って言ったら、『はあ?何でそんな若い子が来るの?あたし36だけど、若い子が来ちゃったらこっちが不利になるじゃん。空気読んでもっと若い子が集まるとこ行ってよね』って言われて、めっちゃムカついた! それ年齢関係なくね? 別に参加資格満たしてないわけじゃないのに」
若さに嫉妬したところで若返るわけでもないのに、寧ろその年齢で勝負できないなんてなんて哀れな女なのか。しかも空気読んでよそ行けって、初対面の人に言う台詞ではない。2年後、その友人はマッチングアプリで出会った人と付き合い、数ヶ月後に関東に嫁いでいった。婚活で難ありなのは男性側だけではないということを改めて実感した。貴重な情報提供をしてくれた友人には感謝している。