忘れられない、君との夏

青春・恋愛

紀本明/著
忘れられない、君との夏
作品番号
1705690
最終更新
2023/08/31
総文字数
11,703
ページ数
8ページ
ステータス
完結
いいね数
80
ランクイン履歴

総合66位(2023/09/07)

青春・恋愛21位(2023/09/07)

ランクイン履歴

総合66位(2023/09/07)

青春・恋愛21位(2023/09/07)

あらすじ
ある理由から故郷を離れた主人公・朝倉颯太は、一年ぶりに故郷の静岡にある祖母の家に帰ってきた。そこに現れたのは、一番会いたくなくて、一番会いたい相手・足立肇(はじめ)で……――? 暑い夏真っ只中の、夏祭りの一日。※BL要素ありです。

この作品のレビュー

★★★★★
投稿者:一倉エマさん
ネタバレ
夏が恋しくなる
レビューを見る

2023/11/08 08:58
★★★★★
投稿者:橘花やよいさん
さりげない「好き」に、心を込めて
続きを見る

恋に落ちる瞬間。どんどん好きになっていく瞬間。だからこそ、切なくなる瞬間。 恋愛のきゅんとするところ、切なくなるところが、たくさん詰まった短編で、読んでいてドキドキさせられます。 どうか二人の未来が幸せになりますように、と願ってやみません。 好きな人とお祭り、いいですね。青春って感じがします。

2023/09/18 13:07

この作品の感想ノート

💖明さんへ💖

人の優しさは時に刃と向かって自分に突き刺さる……。けれど、その優しさに助けられることもある。と言いたげな、切なくも胸きゅんな神作でした❤

誰でもない。肇くんだからこそ、颯太くんは相手のことを好きになったんだと思います。
一つ一つの言葉が綺麗で、思わず惹き込まれてしまっていた🍀

好きだからこそ触れられない。好きだからこそ、気持ちを伝えるのが怖い。嫌われてしまったらどうしようという不安。読んでいて痛いほど伝わってきました😢

自分の気持ちに正直になる。人生は一度きり。後悔するなら行動して後悔したほうがいい。相手に伝えれば、もしかしたら良い答えが返ってくるかもしれないし。苦しいときは立ち止まってもいい。逃げることは決して恥ずかしいことではないということ。

今回のお話でとても大切なことを学びました。
性別が同じという壁は本人が理解している通り、高いかもしれませんが、それでも二人には幸せになってほしいと願っています。来年も再来年も花火を二人で見てほしい。あわよくば来年は恋人同士で夏祭りに行く姿が見れるのかしら(笑)

最後は花火の音で聞こえない!?聞こえた!?という読者の想像でラストを飾るという素晴らしい結末。いい作品を読ませてもらいました✨

2023/10/02 17:39

二人のつかず離れずの距離感。だけど、自分の中だけに募っていく恋心。
きゅんとする場面がたくさんありました!
伝えたくて伝えられない、「好き」の本当の意味。
いつか伝わるといいですね。

2023/09/18 13:09

明さん、拝読いたしました♪
ムズキュンで、アオハルです~♡
さすが心理描写が代名詞の明さん🥰
逃げても離れても苦しい思いをしている颯太の心情が痛いほど伝わってきました。
諦めて忘れられたらどれだけ楽か。……でもそれもできなくて、逆に思いは募るばかり。
肇はいい子ですね。純粋で明るい彼の性格が、きっと壁を壊してくれると信じています。

そして、お祭りのシーンが目に浮かぶように描かれていて、感服いたしました!
明さんが紡がれる文章は上手いのは当然ですが、オシャレですよね💕
(もうなんていうか、秀逸とか陳腐な言葉で表したくないくらい尊敬です)
素敵な作品をありがとうございました。執筆お疲れ様でした!

2023/08/31 15:10

この作品のひとこと感想

すべての感想数:12

紀本明さんの書籍化作品

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop