この世に生を受けたから、生きなければいけない。


 でもそれは。



 ――誰が決めたこと?




 少女は死に対して、美しい幻想を抱いていた。生まれながらにして“死”を心から愛し、成長する事にそれは、深く深く根づいてゆく。


 深夜。少女はネットの海を彷徨い歩く、都市伝説などの噂を収集するために。


 いつものようにパソコンに向かい、淡々と読み流す。それはさながら儀式のようで、もうルーティンになりつつある。



 そして少女は、ある都市伝説にたどり着く。