この家は代々魔法使いの家系で、この国の公爵家でもある。

 つまり私は公爵令嬢、よく婚約を申し込むのに男たちが来た。

 「好き」「愛してる」そんな言葉を吐いていくが、甘ったるいだけ。

 優しく微笑んでるが、知らんぷり。

 どうせ自分の家のために私の結婚したいだけ。