キミの見てる世界を教えて、



私のかける言葉すら、
薄っぺらいものかも、ってことも分かってる。



でも....................................



「ゎ、私だって、無理したい、よ、
............っ、保志くんの世界を教えて、」



保志くんが無理してるなら、
私だって、無理したいって思うの............っ。



保志くんが好きだから、
──────キミの見てる世界を教えて。



〝歳の差〟は埋められないから、
せめて、保志くんの見てる世界が知りたいの。



「.....................莉乃、」



保志くんがふわっと私の名前を呼ぶと。