こう見えて勇者なのにパーティのイケメン賢者様が怖すぎて辛すぎる。
異世界ファンタジー
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比奈瀬ナナ/著
- 作品番号
- 1704213
- 最終更新
- 2023/08/11
- 総文字数
- 2,808
- ページ数
- 5ページ
- ステータス
- 未完結
- いいね数
- 0
「今の敵、明らかに光属性だったように見受けられたのですが、なぜ同系の光魔法で攻撃されたのですか?」
「す、すみませ……っ」
「謝罪ではなく、原因と対策を話し合いましょう」
私、ルーナ・イリエ。
こう見えて異世界で【勇者】やってます。
だからそれなりにエライ、強い、愛されてるーーハズなんだけど……。
「はぁ……なぜ今になって勇者ともあろう方に、このような初歩的な指摘をさせられるのか…」
「………」
パーティメンバーの司令塔、攻撃魔法と回復魔法の使い手である【賢者】様にはとことん嫌われているようです。。。
「……ま、今の攻撃は比較的悪くはなかったのではないですか」
「ほ、本当ですかっっ!?!?」
「比較的、です。調子に乗らないでください。あなたはそもそも日頃から戦闘時の戦略と思考が浅すぎます」
「は、はい……」
強すぎるムチに耐えながら、たまーーに出るアメで気力回復をして、今日も冒険の旅に出かけます!
目指せ!!賢者討伐!!
……じゃなかった!魔王討伐!ですっ!!
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