暑かったり、寒かったりすることのない場所にずっといることができる。
それは今まさに真夏の太陽に焼かれている私にとって素直に羨ましいことだった。

頭の中にカラカラと楽しそうな笑い声が聞こえてきて、私も釣られて一緒に笑ってしまう。
いつの間にか告白された悩みは消えてしまっていたのだった。