自慢気に胸を反らせる司に『今年は私も一緒に見たい』と、喉まで言葉がでかかった。
けれどそれは、昨日舞子のメッセージに返信していないことがひっかかって出てこない。
代わりに司が口を開いた。
「よかったら、今年は美保もここで一緒に見ない?」
その誘いを受けたら、もう断る理由なんてなかった。
舞子の顔が一瞬にして脳裏から消える。
「うん、一緒に見たい!」
「じゃあ、日曜日は夜までここにいる?」
その問いかけになんとなく怪しげな雰囲気を感じたけれど気が付かないふりをした。
「昼の間に屋台でなにか買っておくね。それを持ってくる」
「屋台飯ってやつだね。いいね、初めてだ」
司は今から喉を鳴らしている。
「楽しみにしてるよ」
司の言葉に私は大きく頷いたのだった。
けれどそれは、昨日舞子のメッセージに返信していないことがひっかかって出てこない。
代わりに司が口を開いた。
「よかったら、今年は美保もここで一緒に見ない?」
その誘いを受けたら、もう断る理由なんてなかった。
舞子の顔が一瞬にして脳裏から消える。
「うん、一緒に見たい!」
「じゃあ、日曜日は夜までここにいる?」
その問いかけになんとなく怪しげな雰囲気を感じたけれど気が付かないふりをした。
「昼の間に屋台でなにか買っておくね。それを持ってくる」
「屋台飯ってやつだね。いいね、初めてだ」
司は今から喉を鳴らしている。
「楽しみにしてるよ」
司の言葉に私は大きく頷いたのだった。