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意識が途絶えた次の瞬間。
私は、キラキラ輝きだしていた。
そう、──────夜空の星になったのだ。
日暮はなが、
送った人生は、たったの18年。
たった18年だったけどね、
カレンダーをめくるたびに増えた思い出も。
とつぜん起こったハプニングも。
ぜんぶ、ぜんぶ、幸せだったよ。
18年しか生きられなかったけどね。
永遠、お父さん、お母さん、お兄ちゃん。
みんな、私を忘れないで欲しい。
私が夜空の星になっても、
みんなの心まで生き続けてると思うし。
それにね私は、これからも.....................
空からみんなを、
──────照らして見守ってるから。
fin.