-----------ガチャ
学校から帰って扉を開けると。
家の中は、予想通りの真っ暗闇。
私、寺崎真昼は、
真っ暗闇がすごく、凄く苦手なのに.........
電気が付いていないなんて............っ。
その状況下に、体がブルっと震えたとき。
「おかえり、真昼」
正面からふわっと、
私を包み込むように現れた1人の人物。
「っ、ぁ、ぅ、夜中、くん、」
私の義弟の、
寺崎夜中くん。
私と、学年も同じ、年齢も同じで。
私が〝昼〟生まれで、
夜中くんが、〝夜〟生まれってだけの義姉弟。
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