<<page1>>
〇街の治療所（夜）
ジェンを背負ったロイが入ってくる
マリフォードの姿に気づく医者
医者「マリフォードさん！ お怪我は？」
ロイ「今は無傷だ。この男の足を治療してやってくれ」
床にジェンをおろすロイ
医者「わかりました」
<<page2>>
ロイの体に傷が現れ、激痛が走る
ロイ「ぐうああああっ！」
床に崩れ落ちるロイ
医者「マリフォードさん！？」
死にかけた状態になるロイ
ロイ「・・・魔王が破滅したんだな」
ジェン「はい。オレの時間をもどす能力が解除されて、元通りになったんです」
<<page3>>
医者「すぐに治療を！」
医者たち、ロイを担架にのせて運んでいく
自分の足の傷が治っていることに気づくジェン
ジェン（・・・足の傷が治ってる。敵が破滅したらオレの負った傷は治るのか）
<<page4>>
ジェン、立ち上がってテンシーのいる病室に歩いていく
〇街の治療所 テンシーの病室（夜）
ベッドで横になっているテンシーを見つめるジェン
ジェン「よかった、無事で」
<<page5>>
〇街（昼）
テロップ『二日後』
一人で歩いているジェン
ナレーション『魔王死亡という衝撃のニュースは瞬く間に全世界に伝わった』
子供たちが盛り上がっている
<<page6>>
ナレーション『勇者軍を壊滅寸前に追い込んだ魔王は新聞配達員によって倒されたと・・・』
子供「モブキャラが人類を救ったんだ！」
ジェン「・・・」
〇回想に突入 ジェンが前日の出来事を思い出す
<<page7>>
〇回想 勇者軍本部
部屋の中で座っているジェン
調査員A「マリフォードの報告によれば、君が一人でベネスを倒したそうだな」
ジェン「！？」
調査員A「モブキャラが魔王を倒したと世界中で大騒ぎになってるよ」
ジェン「二人で倒しました！」
調査員B「そうなのかね？ まあ、どちらでもいい」
<<page8>>
調査員A「時間をもどせるそうだな」
ジェン「・・・もう全ての能力を失いました」
調査員A「失った？ とぼけなさんな」
ジェン（闇の力で得た能力は敵が破滅したら失う一時的なものだし）
〇回想終了
<<page9>>
〇街の治療所 ロイの病室（昼）
ジェン、病室に入っていく
ベッドで横になっているロイ
ロイ「全ての能力を失ったんだって？」
ジェン「なんでオレが一人で魔王を倒したと報告したんですか！？」
<<page10>>
ロイ「君なら一人でも勝っていただろ？」
ジェン「そんなのわかりませんよ」
ロイ「オレはチャンスを横取りしたようなもんだからな」
ジェン「横取りって・・・連携してくれたんでしょ？」
ロイ「あの勝利は二人で倒したとオレの口からは言えないな」
<<page11>>
腕を組むロイ
ロイ「で、オレに何か頼みがあるんだろ？」
ジェン「・・・」
〇回想に突入 ジェンが真っ白な空間での出来事を思い出す
〇回想 真っ白な空間
真っ白な空間でリリーと話しているジェン
ジェン「それで悪魔の呪いの代償は？」
<<page12>>
リリー「一か月に一回は誰かの魂を神に捧げること」
ジェン「魂？」
リリー「闇の力を使って敵を破滅させれば、敵の魂は神に捧げられる」
ジェン「じゃあ、悪い奴を倒せばいいんだな・・・」
リリー「もしそれがなされなかった場合、ジェンは狂うまで苦痛を受けた上で消滅するよ」
<<page13>>
ジェン「狂うまでって・・・」
リリー「耐えきれず悲鳴をあげるほどの苦痛を１日中受け続けた人間はどうなると思う？」
戦慄するジェン
リリー「ジェン、頑張って魂を捧げてね」
〇回想終了
<<page14>>
〇街の治療所 ロイの病室（昼）
ロイの顔を見るジェン
ジェン「オレを勇者軍に入れてくれませんか？」
ロイ「なぜだ？」
ジェン「魔王軍の残党と戦いたいんです」
ロイ「それは無理だな」
<<page15>>
ジェン「たしかにオレは全ての能力を失いました。でも、また戦闘時に強くなれるんです！」
ロイ「そういう問題じゃないんだ。まだニュースになってないが・・・」
ロイ「今朝、魔王軍は全員投降して一人残らず粛正された」
ジェン「！？」
<<page16>>
〇ある村（昼）
村人たちが魔王軍から逃げている
村人A「勇者軍はまだなのか！？」
村人B「とっくに魔王軍の総攻撃で本部ごと壊滅したってよ！」
魔王軍の兵隊A「もう勇者どもが派遣されることもない。この世界は魔王様のものだ！」
<<page17>>
〇街の治療所の前（昼）
入り口で勇者2名が立っている
治療所に入る人たちを確認している勇者たち
その様子を見ているルイス
<<page18>>
〇街の治療所 ロイの病室（昼）
向き合っているジェンとロイ
ジェン「魔王軍が壊滅した！？」
ロイ「魔王ベネスは歴代魔王の中でも類を見ない戦闘力を誇っていた」
ジェン「たしか魔王だけで人類を滅ぼせるんじゃないかって専門家が評価してましたね」
ロイ「ああ。そのベネスの敗北で魔王軍は戦意喪失したようだ」
<<page19>>
ジェン「そんな・・・」
ロイ「非戦闘員の魔族の永住を許可する条約を結んだことで魔王軍は降伏した」
ロイ「もう世界から争いがなくなり、平和になるだろう。勇者の仕事もなくなるかもな」
ジェン（それじゃあ、オレは悪い奴を見つけられなくなる・・・）
<<page20>>
ロイ「君のことを調べたよ。昏睡状態のラルファータって子を助けたいんだろ？」
ジェン「！」
ロイ「魔王を倒した功績で莫大な報酬金が出る。そのお金で巫女に依頼すれば呪いが解ける」
ジェン「本当ですか！？」
<<page21>>
ロイ「ああ。巫女を優先的に派遣してもらえるはずだ。人類を救ったんだから当然だな」
嬉しそうな表情を浮かべるジェン
ジェン「よかった」
ロイ「ところで、オレにだけは君の秘密を教えてくれよ」
ジェン「え？」
<<page22>>
ロイ「また戦闘になったら強くなれるってどういうことだ？ 誰にも言わないからさ」
ジェン「・・・本部の人たちには言わないでくださいね？」
ロイ「ああ、約束する」
<<page23>>
死んでからの一部始終をロイに話しているジェン
ナレーション『テンシーちゃんのことで安心したオレは、本当のことを話してしまった』
病室の外の壁に背をあずけて盗み聞きしているルイス
ロイ「・・・その化け物に悪魔の呪いをかけられて、闇の力を手にしたってわけか」
<<page24>>
ジェン「はい。その化け物は神だと名乗ったんですけど、絶対に悪い神だと思います」
ロイ「よく信じたな、そんな悪い神の話」
ジェン「なぜか・・・話の内容は全部本当のことだと信じれたんです」
ロイ「信じれたとしても、オレなら代償もわからず闇の力を手にしようとは思わないけどな」
<<page25>>
ジェン「耐えきれない代償なら、自ら命を絶てばいいと思っていたので」
ロイ「モブキャラが魔王を倒すほどの力を得る代償だ・・・」
ロイ「自死で、なかったことにはできないだろうな」
ジェン「はい、考えが甘かった・・・」
ロイ「勇者軍に入りたいと言ったのは、悪者の魂を化け物に捧げるためか」
<<page26>>
ジェン「はい」
ジェン「そうしないと、オレは頭がおかしくなるほどの苦痛を受けて消滅するみたいなんで」
ロイ「そりゃ恐ろしいな」
ロイ「じゃあ、これからは処刑されるほどの悪人を見つけていくしかないか・・・」
ジェン「はい」
ジェン「・・・ちょっと、トイレに行ってきます」
立ち上がって病室から出ていこうとするジェン
<<page27>>
〇街の治療所 ロイの病室の外廊下（昼）
病室から外廊下に出るジェン
壁を背に立っているルイスの姿が目に入る
ジェン「？」
ルイス「初めまして！」
ジェンの肩を掴むルイス
ジェン「え？」
ジェンとルイスの姿が外廊下から消える
<<page28>>
〇草原（昼）
ジェンとルイスの姿が現れる
周囲を見回すジェン
ジェン「！？」
ルイス「マリフォードとの話は聞かせてもらったわ」
ルイスを見るジェン
ジェン「・・・何が起こったんですか？」
<<page29>>
ルイス「アタシの能力を使って移動したの」
ジェン「何のために？」
ルイス「あなたと話すために」
ジェン「ルイス・レモネード・・・どこかで見かけたことがあります」
ルイス「そうなの？ ルイスでいいわ」
ジェン「それで、オレと何を話したいんですか？」
<<page30>>
ルイス「アタシはあなたと同じよ」
ルイス「闇の力を手にしたの」
ジェン「本当ですか！？」
ルイス「ええ」
<<page31>>
ジェンをじっと見つめるルイス
ルイス「メインキャラじゃなきゃ、あの空間には行けないと思ってたんだけど・・・」
真っ白な空間に悪神が立っているイメージ
ルイス「モブキャラでも行けるのね。もしかして両親のどちらかがメインキャラ？」
ジェン「いや、オレの家系は２００年前くらいまで遡れますけど、全員がモブキャラです」
ルイス「そう。なら、関係ないのか」
<<page32>>
ルイス「神に捧げる悪者を探してるんでしょ？ アタシが協力すれば簡単に見つかるわ」
ジェン「どういうことですか！？」
〇真っ白な空間
悪神とリリーが話している
リリー「ルイスがジェンと接触したみたい」
悪神「これで特上の魂が手に入る」
リリー「ジェンは耐えられるかなー？」
〇街の治療所（夜）
ジェンを背負ったロイが入ってくる
マリフォードの姿に気づく医者
医者「マリフォードさん！ お怪我は？」
ロイ「今は無傷だ。この男の足を治療してやってくれ」
床にジェンをおろすロイ
医者「わかりました」
<<page2>>
ロイの体に傷が現れ、激痛が走る
ロイ「ぐうああああっ！」
床に崩れ落ちるロイ
医者「マリフォードさん！？」
死にかけた状態になるロイ
ロイ「・・・魔王が破滅したんだな」
ジェン「はい。オレの時間をもどす能力が解除されて、元通りになったんです」
<<page3>>
医者「すぐに治療を！」
医者たち、ロイを担架にのせて運んでいく
自分の足の傷が治っていることに気づくジェン
ジェン（・・・足の傷が治ってる。敵が破滅したらオレの負った傷は治るのか）
<<page4>>
ジェン、立ち上がってテンシーのいる病室に歩いていく
〇街の治療所 テンシーの病室（夜）
ベッドで横になっているテンシーを見つめるジェン
ジェン「よかった、無事で」
<<page5>>
〇街（昼）
テロップ『二日後』
一人で歩いているジェン
ナレーション『魔王死亡という衝撃のニュースは瞬く間に全世界に伝わった』
子供たちが盛り上がっている
<<page6>>
ナレーション『勇者軍を壊滅寸前に追い込んだ魔王は新聞配達員によって倒されたと・・・』
子供「モブキャラが人類を救ったんだ！」
ジェン「・・・」
〇回想に突入 ジェンが前日の出来事を思い出す
<<page7>>
〇回想 勇者軍本部
部屋の中で座っているジェン
調査員A「マリフォードの報告によれば、君が一人でベネスを倒したそうだな」
ジェン「！？」
調査員A「モブキャラが魔王を倒したと世界中で大騒ぎになってるよ」
ジェン「二人で倒しました！」
調査員B「そうなのかね？ まあ、どちらでもいい」
<<page8>>
調査員A「時間をもどせるそうだな」
ジェン「・・・もう全ての能力を失いました」
調査員A「失った？ とぼけなさんな」
ジェン（闇の力で得た能力は敵が破滅したら失う一時的なものだし）
〇回想終了
<<page9>>
〇街の治療所 ロイの病室（昼）
ジェン、病室に入っていく
ベッドで横になっているロイ
ロイ「全ての能力を失ったんだって？」
ジェン「なんでオレが一人で魔王を倒したと報告したんですか！？」
<<page10>>
ロイ「君なら一人でも勝っていただろ？」
ジェン「そんなのわかりませんよ」
ロイ「オレはチャンスを横取りしたようなもんだからな」
ジェン「横取りって・・・連携してくれたんでしょ？」
ロイ「あの勝利は二人で倒したとオレの口からは言えないな」
<<page11>>
腕を組むロイ
ロイ「で、オレに何か頼みがあるんだろ？」
ジェン「・・・」
〇回想に突入 ジェンが真っ白な空間での出来事を思い出す
〇回想 真っ白な空間
真っ白な空間でリリーと話しているジェン
ジェン「それで悪魔の呪いの代償は？」
<<page12>>
リリー「一か月に一回は誰かの魂を神に捧げること」
ジェン「魂？」
リリー「闇の力を使って敵を破滅させれば、敵の魂は神に捧げられる」
ジェン「じゃあ、悪い奴を倒せばいいんだな・・・」
リリー「もしそれがなされなかった場合、ジェンは狂うまで苦痛を受けた上で消滅するよ」
<<page13>>
ジェン「狂うまでって・・・」
リリー「耐えきれず悲鳴をあげるほどの苦痛を１日中受け続けた人間はどうなると思う？」
戦慄するジェン
リリー「ジェン、頑張って魂を捧げてね」
〇回想終了
<<page14>>
〇街の治療所 ロイの病室（昼）
ロイの顔を見るジェン
ジェン「オレを勇者軍に入れてくれませんか？」
ロイ「なぜだ？」
ジェン「魔王軍の残党と戦いたいんです」
ロイ「それは無理だな」
<<page15>>
ジェン「たしかにオレは全ての能力を失いました。でも、また戦闘時に強くなれるんです！」
ロイ「そういう問題じゃないんだ。まだニュースになってないが・・・」
ロイ「今朝、魔王軍は全員投降して一人残らず粛正された」
ジェン「！？」
<<page16>>
〇ある村（昼）
村人たちが魔王軍から逃げている
村人A「勇者軍はまだなのか！？」
村人B「とっくに魔王軍の総攻撃で本部ごと壊滅したってよ！」
魔王軍の兵隊A「もう勇者どもが派遣されることもない。この世界は魔王様のものだ！」
<<page17>>
〇街の治療所の前（昼）
入り口で勇者2名が立っている
治療所に入る人たちを確認している勇者たち
その様子を見ているルイス
<<page18>>
〇街の治療所 ロイの病室（昼）
向き合っているジェンとロイ
ジェン「魔王軍が壊滅した！？」
ロイ「魔王ベネスは歴代魔王の中でも類を見ない戦闘力を誇っていた」
ジェン「たしか魔王だけで人類を滅ぼせるんじゃないかって専門家が評価してましたね」
ロイ「ああ。そのベネスの敗北で魔王軍は戦意喪失したようだ」
<<page19>>
ジェン「そんな・・・」
ロイ「非戦闘員の魔族の永住を許可する条約を結んだことで魔王軍は降伏した」
ロイ「もう世界から争いがなくなり、平和になるだろう。勇者の仕事もなくなるかもな」
ジェン（それじゃあ、オレは悪い奴を見つけられなくなる・・・）
<<page20>>
ロイ「君のことを調べたよ。昏睡状態のラルファータって子を助けたいんだろ？」
ジェン「！」
ロイ「魔王を倒した功績で莫大な報酬金が出る。そのお金で巫女に依頼すれば呪いが解ける」
ジェン「本当ですか！？」
<<page21>>
ロイ「ああ。巫女を優先的に派遣してもらえるはずだ。人類を救ったんだから当然だな」
嬉しそうな表情を浮かべるジェン
ジェン「よかった」
ロイ「ところで、オレにだけは君の秘密を教えてくれよ」
ジェン「え？」
<<page22>>
ロイ「また戦闘になったら強くなれるってどういうことだ？ 誰にも言わないからさ」
ジェン「・・・本部の人たちには言わないでくださいね？」
ロイ「ああ、約束する」
<<page23>>
死んでからの一部始終をロイに話しているジェン
ナレーション『テンシーちゃんのことで安心したオレは、本当のことを話してしまった』
病室の外の壁に背をあずけて盗み聞きしているルイス
ロイ「・・・その化け物に悪魔の呪いをかけられて、闇の力を手にしたってわけか」
<<page24>>
ジェン「はい。その化け物は神だと名乗ったんですけど、絶対に悪い神だと思います」
ロイ「よく信じたな、そんな悪い神の話」
ジェン「なぜか・・・話の内容は全部本当のことだと信じれたんです」
ロイ「信じれたとしても、オレなら代償もわからず闇の力を手にしようとは思わないけどな」
<<page25>>
ジェン「耐えきれない代償なら、自ら命を絶てばいいと思っていたので」
ロイ「モブキャラが魔王を倒すほどの力を得る代償だ・・・」
ロイ「自死で、なかったことにはできないだろうな」
ジェン「はい、考えが甘かった・・・」
ロイ「勇者軍に入りたいと言ったのは、悪者の魂を化け物に捧げるためか」
<<page26>>
ジェン「はい」
ジェン「そうしないと、オレは頭がおかしくなるほどの苦痛を受けて消滅するみたいなんで」
ロイ「そりゃ恐ろしいな」
ロイ「じゃあ、これからは処刑されるほどの悪人を見つけていくしかないか・・・」
ジェン「はい」
ジェン「・・・ちょっと、トイレに行ってきます」
立ち上がって病室から出ていこうとするジェン
<<page27>>
〇街の治療所 ロイの病室の外廊下（昼）
病室から外廊下に出るジェン
壁を背に立っているルイスの姿が目に入る
ジェン「？」
ルイス「初めまして！」
ジェンの肩を掴むルイス
ジェン「え？」
ジェンとルイスの姿が外廊下から消える
<<page28>>
〇草原（昼）
ジェンとルイスの姿が現れる
周囲を見回すジェン
ジェン「！？」
ルイス「マリフォードとの話は聞かせてもらったわ」
ルイスを見るジェン
ジェン「・・・何が起こったんですか？」
<<page29>>
ルイス「アタシの能力を使って移動したの」
ジェン「何のために？」
ルイス「あなたと話すために」
ジェン「ルイス・レモネード・・・どこかで見かけたことがあります」
ルイス「そうなの？ ルイスでいいわ」
ジェン「それで、オレと何を話したいんですか？」
<<page30>>
ルイス「アタシはあなたと同じよ」
ルイス「闇の力を手にしたの」
ジェン「本当ですか！？」
ルイス「ええ」
<<page31>>
ジェンをじっと見つめるルイス
ルイス「メインキャラじゃなきゃ、あの空間には行けないと思ってたんだけど・・・」
真っ白な空間に悪神が立っているイメージ
ルイス「モブキャラでも行けるのね。もしかして両親のどちらかがメインキャラ？」
ジェン「いや、オレの家系は２００年前くらいまで遡れますけど、全員がモブキャラです」
ルイス「そう。なら、関係ないのか」
<<page32>>
ルイス「神に捧げる悪者を探してるんでしょ？ アタシが協力すれば簡単に見つかるわ」
ジェン「どういうことですか！？」
〇真っ白な空間
悪神とリリーが話している
リリー「ルイスがジェンと接触したみたい」
悪神「これで特上の魂が手に入る」
リリー「ジェンは耐えられるかなー？」
