<<page1>>
〇マンション エマの部屋(未明)
ベッドで眠っているエマとソファーで眠っているセンタの姿
センタ、目が覚めて飛び起きる
センタ「・・・」
<<page2>>
汗をかき息が荒くなっているセンタ
ナレーション『悪夢を見た』
エマの寝顔を見つめるセンタ
拳銃を地面に落としたエマが自分に抱き着いてくる姿がセンタの脳裏をよぎる
ナレーション『あのあと、俺たちは―――』
〇回想に突入 センタが前日の出来事を思い出す
<<page3>>
〇回想 裏道
震えているエマを強く抱きしめ返しながらも天を仰ぐセンタ
ナレーション『抱きしめ返すとエマの震えは止まった』
エマ「・・・」
ナレーション『そして、しばらく俺たちは抱き合っていた』
<<page4>>
エマ「・・・ありがとう、センタ」
エマ「もう大丈夫」
ナレーション『俺が腕を解くと、ゆっくりとエマは俺から離れた』
エマ「死体を処分する」
センタ「・・・」
<<page5>>
エマ「人間が一人すっぽりと入るサイズのゴミ箱を買ってきて」
ナレーション『自首しないのか? と聞けなかった』
センタ「・・・わかった」
裏道を出るために歩いていくセンタ
エマ「センタ」
センタ、振り返ってエマを見る
<<page6>>
エマ「・・・信じてるから」
センタ「・・・」
再び歩きだすセンタ
〇回想 研究施設近くの道
裏道から出てくるセンタ
センタ(・・・このまま俺が通報すれば、ルーナさんは捕まることになるだろう)
目を瞑るセンタ
<<page7>>
〇回想 裏道
ゴミ箱を持ってくるセンタの姿
エマ「センタ・・・」
ホッと安心した表情を浮かべるエマ
ゴリバーの死体をゴミ箱に入れるエマ
エマ「センタの透明化の力で死体を透明にすることはできるの?」
センタ「わかりません。生物を透明化することはできないけど、死体は・・・」
<<page8>>
エマ「この死体で試してみて。今後の参考になるから」
ナレーション『俺は触れている物に透明化や透過の性質をもたせることもできる』
嫌だという表情を浮かべながら、ゴリバーの死体に触れるセンタ
ゴリバーの死体が透明になる
エマ「死体にも透明化や透過を適用できるってことね」
センタ「・・・」
<<page9>>
エマ「ゴミ箱を持って透明化したら、私のあとをついてきて」
センタ「なんのためにゴミ箱を買ってこさせたんですか?」
エマ「死体を直接背負って運ぶのは嫌でしょ?」
センタ「!」
<<page10>>
エマ「それに駐車場へ運ぶ途中で死体の血が地面に落ちるから」
センタ、ゴリバーの死体が入ったゴミ箱ごと透明化する
エマ「そろそろ私と同じ推理をした刑事たちが付近を訪れていてもおかしくない」
センタ「・・・」
エマ「地面に落ちた血痕も命取りになる。だから気を抜かないで」
<<page11>>
〇回想 車内
車に乗るエマとセンタ
エマ「死体は海に沈めるわ」
センタ「・・・」
〇回想 崖
ゴリバーの死体に石をくくりつけて海に投げ落とすエマ
沈んでいく死体
<<page12>>
葛藤するような表情を浮かべているセンタ
エマ、センタを背後から抱きしめる
センタ「!」
エマ「ありがとう、センタ」
センタ「・・・」
<<page13>>
〇回想 廃墟
椅子に座るセンタ
パソコンを机に置くエマ
エマ「最後の仕上げに取りかかるわよ」
センタ「・・・」
ゴリバーの姿に変身するセンタ
<<page14>>
ナレーション『殺害された犯人の姿に変身した俺は、中継で犯行について全て話した』
エマ、ゴリバーの姿をしたセンタが話す自白映像をビデオで撮影し終える
センタ「この映像があれば毒物の証拠がなくても殺人罪が適用されたんじゃないですか?」
エマ「脅されて嘘を言わされたと主張されれば、決定的な証拠として扱われないわ」
<<page15>>
センタに次の台本を見せるエマ
センタ「・・・犯人は自殺したことにするんですね」
エマ「そうよ。これで事件は解決したと世間を安心させることができる」
ナレーション『こうして、犯人が自殺したという形で事件は終わった』
〇回想終了
<<page16>>
〇マンション エマの部屋(未明)
エマの寝顔を見つめているセンタ
センタ「・・・」
ナレーション『殺されても仕方がない程の罪を犯した犯人だったと自分に言い聞かせた』
センタ、ソファーで横になる
ナレーション『この事件が終わってからだ』
眠るために目を瞑るセンタ
ナレーション『俺とエマの関係が大きく変わっていくのは・・・』
<<page17>>
〇マンション エマの部屋(数日後の朝)
パジャマ姿で歯を磨いているエマ
ソファーに座って携帯電話を操作しているセンタ
エマ、センタを見つめる
ナレーション『私がセンタを男として意識し始めたのは間違いなくあの日だ』
<<page18>>
歯を磨き終わってリビングに行くエマ
ナレーション『私が初めて人を殺した日』
ソファーから立ち上がってエマに近づくセンタ
センタ「ルーナさん、この操作の仕方なんだけど」
エマ「エマでいいから」
センタ「え?」
<<page19>>
エマ「エマって呼んでほしい」
センタに熱視線をおくるエマ
ドキッと心臓が高鳴るセンタ
見つめ合うセンタとエマ
センタ「わかりました・・・」
<<page20>>
エマ「私に対して丁寧語も禁止」
センタ「・・・わかった・・・エマ」
にっこりと笑むエマ
エマ「うん」
<<page21>>
〇マンション エマの部屋(数日の後の朝)
ナレーション『それからは、私とセンタは以前よりもフレンドリーな関係になっていた』
エマ「特別休暇をもらったし、デートしよっか」
センタ「デ、デート!?」
エマ「息抜きも必要でしょ?」
<<page22>>
〇近所(昼)
並んで歩くエマとセンタ
エマ「あ! あそこのソフトクリーム、美味しいのよ」
センタ「へえ」
ナレーション『犯人を撃ち殺した時にセンタの顔を見て気づいた』
ソフトクリームを食べながら歩くエマとセンタ
ナレーション『センタが私に対して恐怖心を抱いていることに』
<<page23>>
センタに見せつけるように色っぽくソフトクリームを舐めるエマ
ナレーション『センタが私のもとから離れていきそうな気がして不安になった』
センタ、赤面して思わずエマをガン見する
ナレーション『だから、私は震えている演技をしてセンタに抱き着いた』
エマ、くすりと笑む
ナレーション『全然怖くはなかったけれど、怖がっているように嘘をついた』
<<page24>>
ナレーション『抱き着いた私をセンタは抱きしめ返してくれた』
エマ「なに考えてるの?」
からかうような表情のエマ
センタ「いや、別に何も・・・」
慌てて顔をそらすセンタ
ナレーション『予想していなかったセンタのアクションに私は驚いた』
ナレーション『でも、嬉しかった』
<<page25>>
ナレーション『そのあと、私は初めて自分の人生を他人に委ねる覚悟で人を信じた』
からかうつもりでセンタの手を握るエマ
からかわれたことに反撃する思いで、センタはエマの手を強く握り返す
不意をつかれたことで頬を赤らめるエマ
ナレーション『そして、センタは私を裏切らなかった。本当に嬉しかった』
ナレーション『私と一緒に進む覚悟をセンタは見せてくれた』
互いに頬を赤らめながら手を繋いでいるエマとセンタの姿
ナレーション『初めて誰かと恋人に近いような関係になった私は舞い上がっていた』
<<page26>>
〇レストラン(夕方)
席に座って料理を待っているエマとセンタ
エマ「センタ、私と付き合わない?」
センタ「え!?」
驚いた表情になるセンタ
エマ「私、最初はセンタのことを恋愛対象として全く意識してなかったんだけど」
<<page27>>
じっとセンタを見つめるエマ
エマ「今は違う」
エマ「センタと一緒にいると幸せを感じるし、ドキドキする」
センタ「・・・この転生した姿は俺の本当の姿じゃないけど?」
エマ「そうかしら? その姿はあなたの本当の姿でしょ」
センタ「え?」
<<page28>>
エマ「あなたは前世の記憶を持って、この世界にその姿で生まれたの」
センタ「・・・」
エマ「この世界では、その姿があなたの本当の姿よ」
納得したような表情になるセンタ
<<page29>>
エマ「私はセンタのことが好き!」
ドキッとするセンタ
<<page30>>
見つめ合うエマとセンタ
センタ「その・・・俺は他にも気になっている人がいて」
エマ「フラーでしょ?」
センタ「・・・」
エマ「わかった」
エマ「センタの気持ちが決まるまで待つから・・・」
<<page31>>
〇マンション エマの部屋(未明)
センタが眠っていることを確認するエマ
ナレーション『私にとって一番脅威に思える存在・・・』
部屋の中に仕掛けてある小型カメラをチェックするエマ
ナレーション『それがフラーだ』
謎めいた雰囲気を醸し出すフラーのイメージ
玄関のインターホンのボタンの細工を確認しているエマ
エマ、自分の部屋の玄関前の共用廊下周辺に仕掛けている小型カメラもチェックする
<<page32>>
〇警察署 廊下(朝)
リアルタイムで自分の部屋の中や外の映像を端末機器で見ながら歩いているエマ
映像にはセンタの姿が映っている
エマ(朝に刑事のミーティングがある日は、センタが数時間一人になる)
エマの行く先にフラーが歩いている
エマ(その時に絶対にセンタとフラーを2人きりにしてはいけない)
フラーを睨むエマ
エマ(この女はセンタを狙ってる。つまり私の敵だ!)
〇マンション エマの部屋(未明)
ベッドで眠っているエマとソファーで眠っているセンタの姿
センタ、目が覚めて飛び起きる
センタ「・・・」
<<page2>>
汗をかき息が荒くなっているセンタ
ナレーション『悪夢を見た』
エマの寝顔を見つめるセンタ
拳銃を地面に落としたエマが自分に抱き着いてくる姿がセンタの脳裏をよぎる
ナレーション『あのあと、俺たちは―――』
〇回想に突入 センタが前日の出来事を思い出す
<<page3>>
〇回想 裏道
震えているエマを強く抱きしめ返しながらも天を仰ぐセンタ
ナレーション『抱きしめ返すとエマの震えは止まった』
エマ「・・・」
ナレーション『そして、しばらく俺たちは抱き合っていた』
<<page4>>
エマ「・・・ありがとう、センタ」
エマ「もう大丈夫」
ナレーション『俺が腕を解くと、ゆっくりとエマは俺から離れた』
エマ「死体を処分する」
センタ「・・・」
<<page5>>
エマ「人間が一人すっぽりと入るサイズのゴミ箱を買ってきて」
ナレーション『自首しないのか? と聞けなかった』
センタ「・・・わかった」
裏道を出るために歩いていくセンタ
エマ「センタ」
センタ、振り返ってエマを見る
<<page6>>
エマ「・・・信じてるから」
センタ「・・・」
再び歩きだすセンタ
〇回想 研究施設近くの道
裏道から出てくるセンタ
センタ(・・・このまま俺が通報すれば、ルーナさんは捕まることになるだろう)
目を瞑るセンタ
<<page7>>
〇回想 裏道
ゴミ箱を持ってくるセンタの姿
エマ「センタ・・・」
ホッと安心した表情を浮かべるエマ
ゴリバーの死体をゴミ箱に入れるエマ
エマ「センタの透明化の力で死体を透明にすることはできるの?」
センタ「わかりません。生物を透明化することはできないけど、死体は・・・」
<<page8>>
エマ「この死体で試してみて。今後の参考になるから」
ナレーション『俺は触れている物に透明化や透過の性質をもたせることもできる』
嫌だという表情を浮かべながら、ゴリバーの死体に触れるセンタ
ゴリバーの死体が透明になる
エマ「死体にも透明化や透過を適用できるってことね」
センタ「・・・」
<<page9>>
エマ「ゴミ箱を持って透明化したら、私のあとをついてきて」
センタ「なんのためにゴミ箱を買ってこさせたんですか?」
エマ「死体を直接背負って運ぶのは嫌でしょ?」
センタ「!」
<<page10>>
エマ「それに駐車場へ運ぶ途中で死体の血が地面に落ちるから」
センタ、ゴリバーの死体が入ったゴミ箱ごと透明化する
エマ「そろそろ私と同じ推理をした刑事たちが付近を訪れていてもおかしくない」
センタ「・・・」
エマ「地面に落ちた血痕も命取りになる。だから気を抜かないで」
<<page11>>
〇回想 車内
車に乗るエマとセンタ
エマ「死体は海に沈めるわ」
センタ「・・・」
〇回想 崖
ゴリバーの死体に石をくくりつけて海に投げ落とすエマ
沈んでいく死体
<<page12>>
葛藤するような表情を浮かべているセンタ
エマ、センタを背後から抱きしめる
センタ「!」
エマ「ありがとう、センタ」
センタ「・・・」
<<page13>>
〇回想 廃墟
椅子に座るセンタ
パソコンを机に置くエマ
エマ「最後の仕上げに取りかかるわよ」
センタ「・・・」
ゴリバーの姿に変身するセンタ
<<page14>>
ナレーション『殺害された犯人の姿に変身した俺は、中継で犯行について全て話した』
エマ、ゴリバーの姿をしたセンタが話す自白映像をビデオで撮影し終える
センタ「この映像があれば毒物の証拠がなくても殺人罪が適用されたんじゃないですか?」
エマ「脅されて嘘を言わされたと主張されれば、決定的な証拠として扱われないわ」
<<page15>>
センタに次の台本を見せるエマ
センタ「・・・犯人は自殺したことにするんですね」
エマ「そうよ。これで事件は解決したと世間を安心させることができる」
ナレーション『こうして、犯人が自殺したという形で事件は終わった』
〇回想終了
<<page16>>
〇マンション エマの部屋(未明)
エマの寝顔を見つめているセンタ
センタ「・・・」
ナレーション『殺されても仕方がない程の罪を犯した犯人だったと自分に言い聞かせた』
センタ、ソファーで横になる
ナレーション『この事件が終わってからだ』
眠るために目を瞑るセンタ
ナレーション『俺とエマの関係が大きく変わっていくのは・・・』
<<page17>>
〇マンション エマの部屋(数日後の朝)
パジャマ姿で歯を磨いているエマ
ソファーに座って携帯電話を操作しているセンタ
エマ、センタを見つめる
ナレーション『私がセンタを男として意識し始めたのは間違いなくあの日だ』
<<page18>>
歯を磨き終わってリビングに行くエマ
ナレーション『私が初めて人を殺した日』
ソファーから立ち上がってエマに近づくセンタ
センタ「ルーナさん、この操作の仕方なんだけど」
エマ「エマでいいから」
センタ「え?」
<<page19>>
エマ「エマって呼んでほしい」
センタに熱視線をおくるエマ
ドキッと心臓が高鳴るセンタ
見つめ合うセンタとエマ
センタ「わかりました・・・」
<<page20>>
エマ「私に対して丁寧語も禁止」
センタ「・・・わかった・・・エマ」
にっこりと笑むエマ
エマ「うん」
<<page21>>
〇マンション エマの部屋(数日の後の朝)
ナレーション『それからは、私とセンタは以前よりもフレンドリーな関係になっていた』
エマ「特別休暇をもらったし、デートしよっか」
センタ「デ、デート!?」
エマ「息抜きも必要でしょ?」
<<page22>>
〇近所(昼)
並んで歩くエマとセンタ
エマ「あ! あそこのソフトクリーム、美味しいのよ」
センタ「へえ」
ナレーション『犯人を撃ち殺した時にセンタの顔を見て気づいた』
ソフトクリームを食べながら歩くエマとセンタ
ナレーション『センタが私に対して恐怖心を抱いていることに』
<<page23>>
センタに見せつけるように色っぽくソフトクリームを舐めるエマ
ナレーション『センタが私のもとから離れていきそうな気がして不安になった』
センタ、赤面して思わずエマをガン見する
ナレーション『だから、私は震えている演技をしてセンタに抱き着いた』
エマ、くすりと笑む
ナレーション『全然怖くはなかったけれど、怖がっているように嘘をついた』
<<page24>>
ナレーション『抱き着いた私をセンタは抱きしめ返してくれた』
エマ「なに考えてるの?」
からかうような表情のエマ
センタ「いや、別に何も・・・」
慌てて顔をそらすセンタ
ナレーション『予想していなかったセンタのアクションに私は驚いた』
ナレーション『でも、嬉しかった』
<<page25>>
ナレーション『そのあと、私は初めて自分の人生を他人に委ねる覚悟で人を信じた』
からかうつもりでセンタの手を握るエマ
からかわれたことに反撃する思いで、センタはエマの手を強く握り返す
不意をつかれたことで頬を赤らめるエマ
ナレーション『そして、センタは私を裏切らなかった。本当に嬉しかった』
ナレーション『私と一緒に進む覚悟をセンタは見せてくれた』
互いに頬を赤らめながら手を繋いでいるエマとセンタの姿
ナレーション『初めて誰かと恋人に近いような関係になった私は舞い上がっていた』
<<page26>>
〇レストラン(夕方)
席に座って料理を待っているエマとセンタ
エマ「センタ、私と付き合わない?」
センタ「え!?」
驚いた表情になるセンタ
エマ「私、最初はセンタのことを恋愛対象として全く意識してなかったんだけど」
<<page27>>
じっとセンタを見つめるエマ
エマ「今は違う」
エマ「センタと一緒にいると幸せを感じるし、ドキドキする」
センタ「・・・この転生した姿は俺の本当の姿じゃないけど?」
エマ「そうかしら? その姿はあなたの本当の姿でしょ」
センタ「え?」
<<page28>>
エマ「あなたは前世の記憶を持って、この世界にその姿で生まれたの」
センタ「・・・」
エマ「この世界では、その姿があなたの本当の姿よ」
納得したような表情になるセンタ
<<page29>>
エマ「私はセンタのことが好き!」
ドキッとするセンタ
<<page30>>
見つめ合うエマとセンタ
センタ「その・・・俺は他にも気になっている人がいて」
エマ「フラーでしょ?」
センタ「・・・」
エマ「わかった」
エマ「センタの気持ちが決まるまで待つから・・・」
<<page31>>
〇マンション エマの部屋(未明)
センタが眠っていることを確認するエマ
ナレーション『私にとって一番脅威に思える存在・・・』
部屋の中に仕掛けてある小型カメラをチェックするエマ
ナレーション『それがフラーだ』
謎めいた雰囲気を醸し出すフラーのイメージ
玄関のインターホンのボタンの細工を確認しているエマ
エマ、自分の部屋の玄関前の共用廊下周辺に仕掛けている小型カメラもチェックする
<<page32>>
〇警察署 廊下(朝)
リアルタイムで自分の部屋の中や外の映像を端末機器で見ながら歩いているエマ
映像にはセンタの姿が映っている
エマ(朝に刑事のミーティングがある日は、センタが数時間一人になる)
エマの行く先にフラーが歩いている
エマ(その時に絶対にセンタとフラーを2人きりにしてはいけない)
フラーを睨むエマ
エマ(この女はセンタを狙ってる。つまり私の敵だ!)