「五十嵐さんどこに居たんですか?」

君には関係ないでしょ。

「ボスがお呼びです」

はぁ次から次へと


トントン ボスなに?
僕今イライラしているんだけど、

「珍しいね君がイライラしているなんて。
 柊の居場所が分かったよ。」

ほぉーどこ?

「7月28日宮城の仙台に現れることが分かった。
この日に柊の暗殺を遂行してくれるかな?
事情は説明できないが君たちの部下も数人連れてって良い。
暗殺の手助けをしてもらいなさい。
準備の期間は一カ月以上ある。しくじらないように入念にね。」

僕がしくじるとでも言いたいの? 
ないね、用件はそれだけ?
ボスと違って僕忙しいから行くね。
じゃあ  バタン


君、如月のことこの一か月見張っていてくれないかい?
何か動きがあったら報告してくれる?

「はい」


トントン「失礼します。」
「如月さん、7月の28日の夜神戸で跡形もなく始末しろとボスからの伝言です」

ボスが?はぁちょっとボスのところに行ってくるよ。

トントン 失礼します。

「五十嵐君、どうしたのかね?」

ボス今回の件ですが幹部とその上を殺すことに抵抗はありません。
しかし、部下はもしかしたら、元は買われた子供たちから成り立っている可能性が高いです。その部下を殺すことに抵抗があります。

「如月君、君は少し甘いよ。
その部下になった者たちが、次の子供たちを買い、売りさばき、殺している。
それを許せるのかい?
部下になった構成員はもうけだものになり果てているよ。
それが、子供でもね。
改めて命令する。
立花組及びその部下も含め組自体を跡形もなく処分しなさい。」

わかりました。失礼します。 キーバタン

ドン、あーなんだっていうんだ。この手で子供一人守れないのか。
私は何のために。


「君、五十嵐君に如月君の状況を随時報告するように言われているね。
今回の如月君の件君にはこれ以上情報をあげれない五十嵐君には7月29日にこう伝えなさい。 今から組を始末しに行くと」

「ですが、」

「ボスの命令ですよ?」

「わかりました」