同時刻  東京

ボス、柊の始末は終わったよ。
如月がここに居ないみたいだけど、
いったいどこに向かったの?

「ご苦労様。
如月君に関しては君に教える義理はないね。」

僕が指示していた構成員を丸め込んだのは、ボスだね?

「もう見つかっちゃたのかい。
じゃあ、あの者は始末されたのかな?」

なわけね、唯一の情報源だ。
いま如月の部下に連絡を取らせている。
なぜ、如月の情報をそんなに僕に渡したくないんだ。
今回の僕の件と関わっているのか。

「きっと如月君は今回の件で生きて帰ってこれないことを承知でいった。
今回君が始末した、柊と如月君は親友と言っていいほどの関係だった。
年も同じで、積話もあったのだろう。
そこでわたしは、如月君も裏で柊君とつながっているのではと思った。
だからこそ如月君に渡した最後の仕事は彼にとって、一番いい仕事であろう。」

ビッビッ
「五十嵐さん、お取込み中すみません。
如月さんの居場所が分かりました。
京都の裏町に一人で向かわれたそうです。
通信はそれ以上繋がらないと。」

わかった。 ボス○○○○○○〇〇 バタン

すぐにヘリを出せ、京都裏町に向かう。

「了解」