僕には、友人がいる。
今日もその友人と止まりかけている時を過ごしている。

ここは、君が住んでいるごく普通の町だ。ただ、僕たちが住む世界と君が住む世界とは世界の見え方が、まるで違う。ここは、血塗られた世界であり、闇の中だ。君たちとはきっと縁がないだろう。

ここから話すことは、私の過去である。