<page1>
⚪︎宿のベッドの上で目覚めるビオル
左腕からコロンが出てくる
コロン「やっと起きたわね」
<page2>
ビオル「あれ、ここは・・・?確か僕は・・・」
ドラゴンに稲妻を当てたことを思い出すビオル
<page3>
ビオル「あれが、コロンの力なんだね。すごかった」
コロン「いや、我の力はこんなもんじゃないぞ。今は一回しかできないが、慣れてくれば二、三回はいけると思うわ」
じっと左腕を見つめるビオル
ビオル「ははっ、すごいや」
<page4>
コロン「私と契約してよかったでしょ?」
ビオル「はい」
左腕がうずかないことに気づくビオル
ビオル「あれっ、左腕がうずかない」
コロン「力を出したからよ、溜まってたものが出て行ったのね」
ビオル「そうだったんだ」
コロン「ちなみに、定期的に使わないと左腕がうずいてきて暴発しちゃうからね」
ビオル「え、そうだったの?」
コロン「昨日はほんとギリギリだったわ」
稲妻が町中で暴発するのを想像して冷や汗を流すビオル
<page5>
ビオル「はは・・・」
部屋に入るメイ
メイ「あっ、よかった起きた!みんな待ってるからおいで」
⚪︎酒場のテーブルに集まるビオル、メイ、ドス、ギルツ
<page6>
ギルツ「ビオル、昨日はすごかったぜ!」
ドス「なんたってドラゴンを倒したからな!冒険者のなかではちょっとした話題になってるぜ」
ビオル「え、そうなの?」
メイ「私はわかってたよ、左腕のうずきが本物って!」
<page7>
ギルツ「とまぁ、それは置いといて、ちょっと遅めだけど今日の夜ビオルの帰還祝いをやろうと思う!」
ビオル「えっ、大丈夫だよ」
ドス「そう言わずに、今日の夜を楽しみにしててくれ!」
<page8>
ギルツ「じゃあ、俺とドスは準備あるから、行ってきまーす!」
ギルツとドスが去る
メイ「じゃあ、私たちはその辺ブラブラしようか!」
ビオルを見る謎の少女の影
<page9>
⚪︎町を散策するメイとビオル
おじさんがビオルに話しかける
おじさん「おお、あんた」
ビオル「はい、道に迷いましたか?」
おじさん「いや、そうじゃない。あんたドラゴンを倒したんだろ?すげえな」
ビオル「え?ああ、はい」
周りの人が数人集まり、ちょっとした人だかりができる
<page10>
メイがビオルの手を持ち上げる
メイ「そうです、この子がドラゴンを倒しました!」
拍手が巻き起こる
ビオル「ちょっ、やめてよ」
おじさん「よっ、天才!」
メイ「そして、この子は私が育てました!」
拍手が再度起きる
<page11>
メイ「つまり私も〜?」
周囲の人「てんさーい!」
巻き起こる天才コールと恥ずかしがるビオル
先ほどビオルを見ていた少女が影から見ている
少女「やっぱりあれが・・・ぐっ」
<page12>
左目をおさえる少女
少女「左目が、うずく」
<page13>
しばらくして人々が解散し、ビオルも下される
ビオル「やめてよねもう、恥ずかしいんだから」
メイ「ごめん、もうやらないから」
ワゴンの肉屋のいい匂いを察知するメイ
<page14>
肉屋「今からぁ、ここでぇ、肉祭りだぁぁあ!」
人々「うおおおお!」
なだれ込む老若男女
メイ「肉祭りだって!行かない?」
ビオル「ごめん、ちょっと疲れちゃっからやめとく」
メイ「じゃあビオルの分もとってくるね」
雄叫びと共に突撃するメイ
<page15>
ビオル「ふぅ、疲れた」
人気のない場所で座るビオル
少女「ねぇ、ちょっと」
裏路地から少女が話しかてくる
<page16>
ビオル「はい、道に迷いましたか?」
少女「いや、道には迷ってないけど・・・」
少女が建物の影から出てくる
少女「あなたがビオル、左手がうずく少年ね?」
<page17>
ビオル「え?君は一体・・・?」
エリカ「私はエリカ、左目がうずく者・・・」
⚪︎宿のベッドの上で目覚めるビオル
左腕からコロンが出てくる
コロン「やっと起きたわね」
<page2>
ビオル「あれ、ここは・・・?確か僕は・・・」
ドラゴンに稲妻を当てたことを思い出すビオル
<page3>
ビオル「あれが、コロンの力なんだね。すごかった」
コロン「いや、我の力はこんなもんじゃないぞ。今は一回しかできないが、慣れてくれば二、三回はいけると思うわ」
じっと左腕を見つめるビオル
ビオル「ははっ、すごいや」
<page4>
コロン「私と契約してよかったでしょ?」
ビオル「はい」
左腕がうずかないことに気づくビオル
ビオル「あれっ、左腕がうずかない」
コロン「力を出したからよ、溜まってたものが出て行ったのね」
ビオル「そうだったんだ」
コロン「ちなみに、定期的に使わないと左腕がうずいてきて暴発しちゃうからね」
ビオル「え、そうだったの?」
コロン「昨日はほんとギリギリだったわ」
稲妻が町中で暴発するのを想像して冷や汗を流すビオル
<page5>
ビオル「はは・・・」
部屋に入るメイ
メイ「あっ、よかった起きた!みんな待ってるからおいで」
⚪︎酒場のテーブルに集まるビオル、メイ、ドス、ギルツ
<page6>
ギルツ「ビオル、昨日はすごかったぜ!」
ドス「なんたってドラゴンを倒したからな!冒険者のなかではちょっとした話題になってるぜ」
ビオル「え、そうなの?」
メイ「私はわかってたよ、左腕のうずきが本物って!」
<page7>
ギルツ「とまぁ、それは置いといて、ちょっと遅めだけど今日の夜ビオルの帰還祝いをやろうと思う!」
ビオル「えっ、大丈夫だよ」
ドス「そう言わずに、今日の夜を楽しみにしててくれ!」
<page8>
ギルツ「じゃあ、俺とドスは準備あるから、行ってきまーす!」
ギルツとドスが去る
メイ「じゃあ、私たちはその辺ブラブラしようか!」
ビオルを見る謎の少女の影
<page9>
⚪︎町を散策するメイとビオル
おじさんがビオルに話しかける
おじさん「おお、あんた」
ビオル「はい、道に迷いましたか?」
おじさん「いや、そうじゃない。あんたドラゴンを倒したんだろ?すげえな」
ビオル「え?ああ、はい」
周りの人が数人集まり、ちょっとした人だかりができる
<page10>
メイがビオルの手を持ち上げる
メイ「そうです、この子がドラゴンを倒しました!」
拍手が巻き起こる
ビオル「ちょっ、やめてよ」
おじさん「よっ、天才!」
メイ「そして、この子は私が育てました!」
拍手が再度起きる
<page11>
メイ「つまり私も〜?」
周囲の人「てんさーい!」
巻き起こる天才コールと恥ずかしがるビオル
先ほどビオルを見ていた少女が影から見ている
少女「やっぱりあれが・・・ぐっ」
<page12>
左目をおさえる少女
少女「左目が、うずく」
<page13>
しばらくして人々が解散し、ビオルも下される
ビオル「やめてよねもう、恥ずかしいんだから」
メイ「ごめん、もうやらないから」
ワゴンの肉屋のいい匂いを察知するメイ
<page14>
肉屋「今からぁ、ここでぇ、肉祭りだぁぁあ!」
人々「うおおおお!」
なだれ込む老若男女
メイ「肉祭りだって!行かない?」
ビオル「ごめん、ちょっと疲れちゃっからやめとく」
メイ「じゃあビオルの分もとってくるね」
雄叫びと共に突撃するメイ
<page15>
ビオル「ふぅ、疲れた」
人気のない場所で座るビオル
少女「ねぇ、ちょっと」
裏路地から少女が話しかてくる
<page16>
ビオル「はい、道に迷いましたか?」
少女「いや、道には迷ってないけど・・・」
少女が建物の影から出てくる
少女「あなたがビオル、左手がうずく少年ね?」
<page17>
ビオル「え?君は一体・・・?」
エリカ「私はエリカ、左目がうずく者・・・」