<page1>
⚪︎お花畑にて
ビオル「で、でかい・・・」
目の前の天使コロンに圧倒されるビオル。
<page2>
コロンはその大きな手で一帯のお花をむしりとり、花のにおいを嗅ぐ。
妖精「ああ、せっかく植えたのに・・・」
コロン「ふぅ、あなたもここに迷い込んだのかしら?」
見れば見るほど年齢がわからない、その上謎の魅力をコロンに圧倒されるビオル。
<page3>
コロンを見上げるビオル。
ビオル「あの、ここは一体どこなんですか?」
妖精「ここオレん家!」
コロン「ここは、あなたが居た場所とは少し違う場所で、私が封印されている場所。いわば牢獄みたいなものね」
妖精「いや、俺ん家なんだけど」
<page4>
ビオル「僕は知らないおじいさんから鍵をもらってここへ来たんだ」
コロン「・・・ああ、なるほど」
コロンがビオルの手を見つめる。
コロン「いいわ、あなたがここから出るのに協力してあげる」
<page5>
ビオル「えっ・・・」
話の展開の早さに驚くビオル。
妖精「コロンさん、もうちょっと説明してあげてくださいよ」
コロン「そうね、突然で悪いけど私の話をしていいかしら」
<page6>
⚪︎コロンの回想
⚪︎遥か空の上の世界
コロンを含めた天使たちが喧嘩をしている。
爺天使「こら、やめんか」
爺天使が止めようとするもまた喧嘩する天使たち
<page7>
爺天使「んもおおお、怒った!」
怒りをあらわにする爺天使にびっくりする天使たち
<page8>
爺天使「お前ら、しばらく反省してろ」
爺天使が杖を振るうと、喧嘩していた天使たちがそれぞれ別の方向へ飛ばされる。
<page9>
⚪︎飛ばされ、空を落下するコロン
コロン「えぇー、うっそぉ。これどうなるの?」
爺天使がコロンに直接語りかけてくる。
爺天使「お前らにはそれぞれ下界のとある場所でしばらく反省してもらう」
<page10>
爺天使「それで反省した頃合いを見て人間とかをそちらに送り込む。その者とともに牢獄から出て、下界で人と人とが協力する様子を学ば、人を助けなさい」
⚪︎回想終わり
コロン「多分、その人間があなたね、一目でわかっちゃった」
メイが言ってた鍵を渡したあのおじいさんが天使の使いだったのかな、と考えるビオル
コロン「だから、あなたが私を受け入れてくれるならここから一緒に脱出させてあげる」
ビオル「受け入れる?」
<page11>
コロン「今の私は単独で人の世界にはいられないの。だからあなたの体の一部に間借りして一緒にここを出る」
ビオル「体の一部にってどこ?」
コロン「私、さっきからあなたの体を見てたんだけど、なかなか綺麗な手しゃない」
コロンがビオルの左腕を見る。
コロン「だから左腕!どうかしら?」
ビオルは自分の左腕を見つめる
<page12>
妖精「絶対受けるべきだよ。彼女と一緒に出るべきだ。てゆーか、こんなやつ早くこっから連れていってくれ!」
コロンが大きな手でたくさんのお花をむしりとる。
妖精「ああ!せっかく植えたのに!」
ビオル「まあ、この牢獄から出られるならいいかな」
妖精「俺ん家なんだけど」
<page13>
ビオルが左手を差し出す
コロン「成立ね」
コロンが笑う
コロン「あ、あと私の力を一部を使えるようになる特典付きよ」
ビオル「力?」
コロン「ま、それはあとからのお楽しみ」
コロンがビオルの手を握る
<page14>
コロン「我、天使コロンは牢獄で出会った運命の人と共にここを出て人の世界で学び、人の助けになろう」
妖精「ここ俺ん家なんだけど」
コロンとビオルが光りだす
<page15>
⚪︎酒場のテーブル席
メイ、ギルツ、ドスの3人が泣いている
ギルツ「うおおお、どこ行ったんだビオルぅ」
ドス「全然見づがらないぃ」
⚪︎3人の回想
ビオルがいなくなったあと、ひたすら探したが見つからなかった
⚪︎回想終わり
<page16>
メイ「わだじがあんなじごどみづげなげればぁぁ」
ギルツ「よじ、お前ら明日もっがいざがじにいぐぞぉ」
ドス「ゔじっ!」
メイ「ぎょゔはもう寝よう!」
泣いている3人の前に人影が現れる
<page17>
ビオル「ただいま」
ビオルの顔を見て驚き、抱きつく3人
<page18>
ビオル「ビオルっ、良かった!」
ドス「ごめんなぁ、1人にして」
メイ「もう離さないからぁ!」
ビオル「ごめんなさいみんな、心配かけて」
ギルツ「俺ら心配で心配で・・・」
メイ「ご飯も喉通らなかったんだからぁ」
ビオル「みんな・・・」
3人が座ってたテーブルを見るビオル
<page19>
たくさんの料理の入った食器がテーブルの上に置かれている
ビオル(結構食べてるじゃん)
テーブルにはチーズフォンデュも置かれている
ビオル(あれフーフーしないと食べれないやつじゃん。むしろ楽しんでんじゃん)
自分で作るタイプの手巻き寿司もある
ビオル(楽しんでんじゃん)
タワーのように積み上げられたグラスもある
ビオル(楽しんでんじゃん!)
<page20>
心配そうにビオルを見るドス
ドス「大丈夫か、怪我はないか?」
ビオル「大丈夫だけど、うっ・・・」
メイ「どうしたの!?」
左腕をおさえるビオル
ビオル「ちょっと左腕が・・・」
ギルツ「見せてみろ!」
ビオルの綺麗なひだりうで見るギルツ
ギルツ「特になんとも無さそうだが・・・」
ビオル「ケガは無いんだけどちょっと左腕が、」
<page21>
ビオル「うずくんだ・・・」
突然の発言に驚く3人
ドス「痛いってことか?」
ビオル「いや、実は僕の左腕に・・・」
<page22>
ビオル「天使が宿ったちゃって、そいつが暴れたがっているんだよね」
困惑する3人
ドス(行方不明になった仲間が)
メイ(帰ってきたと思ったら)
ギルツ(なんだか)
<page23>
ギルツ、メイ、ドス(大変なことななっている・・・!)
⚪︎お花畑にて
ビオル「で、でかい・・・」
目の前の天使コロンに圧倒されるビオル。
<page2>
コロンはその大きな手で一帯のお花をむしりとり、花のにおいを嗅ぐ。
妖精「ああ、せっかく植えたのに・・・」
コロン「ふぅ、あなたもここに迷い込んだのかしら?」
見れば見るほど年齢がわからない、その上謎の魅力をコロンに圧倒されるビオル。
<page3>
コロンを見上げるビオル。
ビオル「あの、ここは一体どこなんですか?」
妖精「ここオレん家!」
コロン「ここは、あなたが居た場所とは少し違う場所で、私が封印されている場所。いわば牢獄みたいなものね」
妖精「いや、俺ん家なんだけど」
<page4>
ビオル「僕は知らないおじいさんから鍵をもらってここへ来たんだ」
コロン「・・・ああ、なるほど」
コロンがビオルの手を見つめる。
コロン「いいわ、あなたがここから出るのに協力してあげる」
<page5>
ビオル「えっ・・・」
話の展開の早さに驚くビオル。
妖精「コロンさん、もうちょっと説明してあげてくださいよ」
コロン「そうね、突然で悪いけど私の話をしていいかしら」
<page6>
⚪︎コロンの回想
⚪︎遥か空の上の世界
コロンを含めた天使たちが喧嘩をしている。
爺天使「こら、やめんか」
爺天使が止めようとするもまた喧嘩する天使たち
<page7>
爺天使「んもおおお、怒った!」
怒りをあらわにする爺天使にびっくりする天使たち
<page8>
爺天使「お前ら、しばらく反省してろ」
爺天使が杖を振るうと、喧嘩していた天使たちがそれぞれ別の方向へ飛ばされる。
<page9>
⚪︎飛ばされ、空を落下するコロン
コロン「えぇー、うっそぉ。これどうなるの?」
爺天使がコロンに直接語りかけてくる。
爺天使「お前らにはそれぞれ下界のとある場所でしばらく反省してもらう」
<page10>
爺天使「それで反省した頃合いを見て人間とかをそちらに送り込む。その者とともに牢獄から出て、下界で人と人とが協力する様子を学ば、人を助けなさい」
⚪︎回想終わり
コロン「多分、その人間があなたね、一目でわかっちゃった」
メイが言ってた鍵を渡したあのおじいさんが天使の使いだったのかな、と考えるビオル
コロン「だから、あなたが私を受け入れてくれるならここから一緒に脱出させてあげる」
ビオル「受け入れる?」
<page11>
コロン「今の私は単独で人の世界にはいられないの。だからあなたの体の一部に間借りして一緒にここを出る」
ビオル「体の一部にってどこ?」
コロン「私、さっきからあなたの体を見てたんだけど、なかなか綺麗な手しゃない」
コロンがビオルの左腕を見る。
コロン「だから左腕!どうかしら?」
ビオルは自分の左腕を見つめる
<page12>
妖精「絶対受けるべきだよ。彼女と一緒に出るべきだ。てゆーか、こんなやつ早くこっから連れていってくれ!」
コロンが大きな手でたくさんのお花をむしりとる。
妖精「ああ!せっかく植えたのに!」
ビオル「まあ、この牢獄から出られるならいいかな」
妖精「俺ん家なんだけど」
<page13>
ビオルが左手を差し出す
コロン「成立ね」
コロンが笑う
コロン「あ、あと私の力を一部を使えるようになる特典付きよ」
ビオル「力?」
コロン「ま、それはあとからのお楽しみ」
コロンがビオルの手を握る
<page14>
コロン「我、天使コロンは牢獄で出会った運命の人と共にここを出て人の世界で学び、人の助けになろう」
妖精「ここ俺ん家なんだけど」
コロンとビオルが光りだす
<page15>
⚪︎酒場のテーブル席
メイ、ギルツ、ドスの3人が泣いている
ギルツ「うおおお、どこ行ったんだビオルぅ」
ドス「全然見づがらないぃ」
⚪︎3人の回想
ビオルがいなくなったあと、ひたすら探したが見つからなかった
⚪︎回想終わり
<page16>
メイ「わだじがあんなじごどみづげなげればぁぁ」
ギルツ「よじ、お前ら明日もっがいざがじにいぐぞぉ」
ドス「ゔじっ!」
メイ「ぎょゔはもう寝よう!」
泣いている3人の前に人影が現れる
<page17>
ビオル「ただいま」
ビオルの顔を見て驚き、抱きつく3人
<page18>
ビオル「ビオルっ、良かった!」
ドス「ごめんなぁ、1人にして」
メイ「もう離さないからぁ!」
ビオル「ごめんなさいみんな、心配かけて」
ギルツ「俺ら心配で心配で・・・」
メイ「ご飯も喉通らなかったんだからぁ」
ビオル「みんな・・・」
3人が座ってたテーブルを見るビオル
<page19>
たくさんの料理の入った食器がテーブルの上に置かれている
ビオル(結構食べてるじゃん)
テーブルにはチーズフォンデュも置かれている
ビオル(あれフーフーしないと食べれないやつじゃん。むしろ楽しんでんじゃん)
自分で作るタイプの手巻き寿司もある
ビオル(楽しんでんじゃん)
タワーのように積み上げられたグラスもある
ビオル(楽しんでんじゃん!)
<page20>
心配そうにビオルを見るドス
ドス「大丈夫か、怪我はないか?」
ビオル「大丈夫だけど、うっ・・・」
メイ「どうしたの!?」
左腕をおさえるビオル
ビオル「ちょっと左腕が・・・」
ギルツ「見せてみろ!」
ビオルの綺麗なひだりうで見るギルツ
ギルツ「特になんとも無さそうだが・・・」
ビオル「ケガは無いんだけどちょっと左腕が、」
<page21>
ビオル「うずくんだ・・・」
突然の発言に驚く3人
ドス「痛いってことか?」
ビオル「いや、実は僕の左腕に・・・」
<page22>
ビオル「天使が宿ったちゃって、そいつが暴れたがっているんだよね」
困惑する3人
ドス(行方不明になった仲間が)
メイ(帰ってきたと思ったら)
ギルツ(なんだか)
<page23>
ギルツ、メイ、ドス(大変なことななっている・・・!)