・ジーク(本名:ジークフリード・フェルディナント・フォン・フランベルク→ジークフリード・フェルディナント・フォン・シュヴァルツ)

種族:人間→魔族

性別:男

年齢:12歳→18歳

肩書き:フランベルク帝国第一皇子、勇者と聖女の息子→シュヴァルツ魔王国魔王

見た目:中性的な顔立ちの美男子。銀髪のオッドアイ(左が青、右が赤)で、顔の右半分を前髪で隠している。人間だった頃は金髪碧眼であった。

身長:172cm

体重:59kg

武器(アーティファクト)1:鏖讐斬(クリームヒルト)→近接戦闘用のジークの愛剣。魔力を纏わせ斬撃を飛ばしたり、地面に突き刺す事で地割れを起こす事も出来る。

武器(アーティファクト)2:鏖讐腕(ブリュンヒルト)→魔法陣を展開し、無詠唱で魔法を撃ち出すガントレット。負傷した左腕に装着している。

特殊能力:魔導眼・覇→魔族と化した事で覚醒した能力。一睨みで実力が下の相手を強制的に跪かせる事や、魔力をかなり消費する事になるが、目を合わせた人間を意のままに操る事が出来る。

適正のある魔法属性:炎・水・雷・草・氷・風・土・光・闇

得意な魔法属性:闇

説明:祖国への復讐を誓う主人公。
元々は心優しい性格の持ち主であったが、宰相の裏切りによる謀略で両親を殺害され、妹と共に祖国を追われて以降味わってきた辛酸により他人を信用せず、敵と看做した者を容赦無く惨殺する残忍且つ冷酷非情な性格に豹変。
しかしその一方で、妹を始めとする身内及び仲間にはかつての優しさと気遣いを見せる事が多い。
家臣達には『フランベルク帝国を滅ぼし復讐を果たした暁には、旧帝国領の全てをお前達にくれてやる』という契約を結んでいる。
追放されて以降は魔の大陸で獣同然の生活を送っていた為、人間から魔族と化してしまっている。


・リエル(本名:ガブリエル・エミリア・フォン・フランベルク→ガブリエル・エミリア・フォン・シュヴァルツ)

種族:人間→魔族

性別:女

年齢:9歳→15歳

肩書き:フランベルク帝国第一皇女、勇者と聖女の娘→シュヴァルツ魔王国四魔卿"死神"

見た目:銀髪のオッドアイ(左が赤、右が青)で、長い髪をハーフアップにしている絶世の美少女。兄同様人間だった頃は金髪碧眼であった。

身長:160cm

体重:48kg

スリーサイズ:B87/W57/H88

武器(アーティファクト)大腐死鎌(グリム・リーパー)→敵を切り裂く切れ味抜群の大鎌。振り回すことで敵を薙ぎ払う結界を生み出すことも出来る。

特殊能力:魔導眼・屍→死んでいる相手をゾンビとして意のままに操り従わせることが出来る。

適正のある魔法属性:炎・水・雷・草・氷・風・土・光・闇

得意な魔法属性:闇

説明:兄と共に祖国への復讐の道を歩むメインヒロイン。
元々ブラコン気味な妹であったが、祖国を追われて以降味わってきた辛酸とその度に助けて貰っていた事から、実の兄であるジークに対して非常に重く病んだ恋愛感情を抱くヤンデレと化しており、兄に近付こうとする女に対しては強い敵意と警戒心を向けている。
恋敵である一方仲間であるレラ、タマモ、ティアに対しては当初こそ敵意を露わにしていたものの、共に戦いを続けていく中で徐々に気を許していく様になる。
兄同様追放されて以降は魔の大陸で獣同然の生活を送っていた為、人間から魔物と化してしまっている。


・レラ(本名:レイラ・ジレーネ・ローレライ)

種族:セイレーン族

性別:女

年齢:17歳(6年後)

肩書き:シュヴァルツ魔王国四魔卿"歌姫"

見た目:青髪碧眼の美少女。水中では人魚、陸上ではハーピィの姿。

身長:170cm

体重:49kg

スリーサイズ:B90/W59/H91

特殊能力:歌声に魔力を纏わせ、敵に精神攻撃を仕掛けたり操ったりする他、味方の回復やバフデバフも出来る。

適正のある魔法属性:水・氷・風・光・闇

得意な魔法属性:水

説明:自称ジークの幼馴染。
奴隷を求めて攻め込んで来たフランベルク帝国兵から同族を救う為に助けを求めていた所を、ジーク達一行と出会う。
ジーク達の助けによりフランベルク帝国兵から同族を救った事で、彼らの仲間に加わる。
幼少期にジークに一目惚れして以降何度か彼に接触しようとしたがなし得ず、海難事故で海に投げ出された幼い頃のジークを助けたことで漸く彼に認知された。
ジークは助けてもらって以降時々城にこっそり来たレラと会っていた為、ジークが行方不明になってからはその寂しさからいつも彼を探していた。
それ故にジークの境遇に涙し、彼を追放したハインツ及びフランベルク帝国に対しては強い怒りを向けている。
リエルにとっては帝国を追放される前から面識のある最大の恋のライバル。


・タマモ(本名:キツネビ=タマモ)

種族:狐人族

性別:女

年齢:1000歳超え

肩書き:シュヴァルツ魔王国四魔卿"妖狐"

見た目:黒髪狐耳、和服美人。

身長:167cm

体重:54kg

スリーサイズ:B95/W60/W92

武器(アーティファクト):狐火一葉:朱色に塗られた扇。魔力を纏わせた風で敵を攻撃したり、風を起こして遠くへ速く移動したり洞窟から脱出したり出来る。

特殊能力:他者に化けられ、化けた者の能力を完全再現出来る。

適正のある魔法属性:炎・草・雷・土・風・光・闇

得意な魔法属性:風

説明:ジークとリエルが魔の大陸の地下洞窟最深部にて扉の前の魔物を倒し、その先にあった封印の岩を破壊し封印を解いた事で復活した。
本人曰く、数百年前にとある国の人間の王を誑かした別の妖狐と勘違いされて封印された狐人族の姫で、それ以降人を恨んでいるとの事。
封印から解き放ってくれたジークに対して好意を抱いている。
出会った当初、ジークとリエルからは疑いの目で見られていたが、先に倒した魔物が復活して襲ってきた際に協力して倒した事から彼らの信頼を得る。
博識で、ジーク達の参謀役を務めることが多い。
また、年寄りじみた口調で1000年以上の時を生きているが、本人は年寄り扱いされると不機嫌になる。


・ティア(本名:レーティア・ガルディエール・フォン・シュヴァルツ)

種族:混血魔族(父:悪魔族と竜人族のハーフ、母:吸血鬼族とサキュバスのハーフ)

性別:女

年齢:324歳(6年後)

肩書き:シュヴァルツ魔王国魔王→シュヴァルツ魔王国四魔卿"魔神"

見た目:頭に角を生やした金髪赤眼の美少女。蝙蝠の様な翼と悪魔の様な尻尾を生やしている。

身長:159cm

体重:46kg

スリーサイズ:B85/W56/W87

武器(アーティファクト)大魔神槍(グンニグル)→悪魔族の魔力によって生み出される槍。敵を貫き、粉々にしてしまう事が出来る。

特殊能力:竜への変身、吸血、魅了(チャーム)など悪魔・竜人・吸血鬼・サキュバスの能力を全て使いこなせる。

適正のある魔法属性:炎・水・雷・草・氷・風・土・光・闇

得意な魔法属性:光

説明:先代魔王の時代から次期魔王候補と名高かった強力な混血魔族で、討伐された先代魔王の跡を継いで魔王となった。ジークとリエルが勇者の子供であると知らされた際には、自分の強さを知らしめる為に自らジークに戦いを挑む。
ジークに敗北した後、裏で魔王の座を狙いティアとジークの両者を始末しようと企んでいた家臣のユーダの攻撃からジークを庇い、死にかける。
ユーダがジークの逆鱗に触れて殺された後、ティアは戦いの敗者として彼にトドメを刺すように言うも、ジークは命の恩人に仇を返すような真似が出来る程落ちぶれてはいないと言う理由で彼女を生かし、自身の仲間に加えた。
以降は命を救われたジークに対し、忠誠と好意を抱いている。


・ヴィルヘルム・ルートヴィヒ・フォン・フランベルク

種族:人間

性別:男

年齢:36歳没

肩書き:勇者→フランベルク帝国皇帝

見た目:黒髪短髪の偉丈夫、顎髭を生やしている。

説明:ジークとリエルの父であるフランベルク帝国の皇帝。
かつて人の大陸に攻め込んだ魔王を討伐した勇者である為、国民からは英雄として慕われている。
常に民の幸せを考えながら国を治める名君で、周辺諸国や魔の大陸への侵略を主張する宰相のハインツとは政策面で対立している。
ハインツの謀略により、パーティ会場にて『死の呪い』の紋章が刻まれた盃でワインを飲み、その場で倒れて急死する。


・エリザベート・テレジア・フォン・フランベルク

種族:人間

性別:女

年齢:32歳没

肩書き:聖女→フランベルク帝国皇后

見た目:金髪碧眼でロングヘアの美女。

説明:ジークとリエルの母であるフランベルク帝国の皇后。
かつて勇者ヴィルヘルムと共に魔王に立ち向かった聖女であり、ヴィルヘルムの皇帝即位と同時に結婚した。
常に国が平和である事を祈っており、ジークとリエルには母親として多くの愛情を注いでいる。
皇帝崩御の際、皇位継承を狙うハインツに求婚されるもこれを断った結果、彼の逆恨みにより皇帝殺害の濡れ衣を着せられギロチンで公開処刑されてしまう。


・メロウ・ジレーネ・ローレライ

種族:セイレーン族

性別:女

年齢:37歳(6年後)

肩書き:セイレーン族の長

見た目:レラと似た様な見た目のおっとり系美人。

説明:セイレーン族の長でレラの母親。
フランベルク帝国軍の侵攻を受けていた所をジーク達に助けられ、そのお礼に彼らを歓迎しもてなす。ジークの境遇と彼がフランベルク帝国への復讐を目論んでいると知った際には、フランベルク帝国が周辺諸国を侵略し強大化しているという状況をジークに話し、帝国を相手取るのであればこちらも大きな勢力と軍事力を得ねばならないとアドバイスする。
結果的にジークが復讐の為に魔王を目指すことを決意するきっかけを作った張本人。


・ハインツ・ハンネス・フォン・ハンメルバッハー

種族:人間

性別:男

年齢:36→42歳

肩書き:賢者→フランベルク帝国宰相

見た目:ロン毛眼鏡で嫌味な感じの男。

説明:フランベルク帝国の宰相。ジークとリエルにとっては両親の仇にして復讐の最大の標的。
異種族を滅ぼして人の大陸と魔の大陸を支配し、両大陸を統一した英雄として名声を得ようと目論む。
かつて勇者ヴィルヘルムと共に魔王に立ち向かった賢者で、彼とは幼馴染同士。
だが内心では自分には無い名声を持ち、政策面で対立するヴィルヘルムを快く思っていない。
『死の呪い』を用いてヴィルヘルムをパーティ会場で謀殺し、皇位継承の為にエリザベートに求婚するも断られてしまう。
その為彼女への逆恨みから、皇帝殺害の濡れ衣を着せ、暗黒裁判でギロチン送りにした。
その後はヴィルヘルムの弟であるパトリックを傀儡の皇帝として即位させ、自身の思うがままに政治を行っていく。


・パトリック・パウル・フォン・フランベルク

種族:人間

性別:男

年齢:40歳(6年後)

肩書き:フランベルク帝国公爵→フランベルク帝国新皇帝

見た目:兄とは似ても似つかない太ったブ男。

説明:ヴィルヘルムの弟でジーク達の叔父に当たる人物。
ハインツ同様兄を疎ましく思っている。
ジーク達が祖国を追われた後、皇帝に即位。
だが本人は政治力が皆無な上に愚鈍である為、即位後は政治のほとんどをハインツに一任し、自身は皇帝である事を傘に来て威張り散らし、国民から搾り取った税金で毎日贅沢な暮らしを謳歌している。
その為、ハインツには傀儡兼スケープゴートとして利用されているが本人はそれを知らない。


・ユーダ

種族:悪魔族

性別:男

年齢:不明

肩書き:シュヴァルツ魔王国騎士団長

見た目:金髪で鎧を着込んだ黒い肌の男。

説明:ティアに仕えるシュヴァルツ魔王国の騎士団長。
裏ではティアを抹殺して自身が魔王の座に就こうと企む一方、ジークに対してもティア以上に警戒心を向ける。
丁度ジークとティアの戦いが終わった頃に横槍を入れ、先ずはジークを殺そうと攻撃するもリエルがそれを庇った為に失敗する。
その行動がジークの逆鱗に触れた為、最期は彼に殺害された。


・ゴットフリート・ヨーゼフ・ヴァインシュタイン

種族:悪魔族

性別:男

年齢:不明

肩書き:シュヴァルツ魔王国騎士団長

見た目:赤髪で鎧を着込んだ浅黒い肌の男。ユーダよりも大柄。

説明:ユーダの後任でシュヴァルツ魔王国の騎士団長となった男。
ユーダとは異なり魔王に対しては忠実。
フランベルク帝国との戦争の際には、自ら軍勢を率いてフランベルク帝国軍と対峙する。

・帝国四将軍

種族:人間

性別:男(双剣使いと武闘家)、女(魔術師と暗殺者)

年齢:不明

肩書き:フランベルク帝国将軍

説明:双剣使いの男、武闘家の男、魔術師の女、暗殺者の女の四人からなる、ハインツの部下。
双剣使いはリエル、武闘家はレラ、魔術師はタマモ、暗殺者はティアとそれぞれ戦闘を繰り広げる。