ドレスを選び終わり、馬車に乗って帰ります。
来るときにも改めて馬車に驚きましたが、やっぱり帰りもまだ慣れません。
窓の外を眺めると景色がどんどん変わっていって、自分で走るよりももっと早くてその速さに圧倒されます。
「ローゼマリー」
「(?)」
突然名前を呼ばれたのでラルスさまのほうをパッとみました。
「カフェに寄って行こうか」
「(かふぇ?)」
またまた私の知らない言葉が飛んできて、それはどんなところなんですか?と心の中で聞いてみます。
思いが通じたのか、予想をされていたのか、「カフェはね、お茶するところだよ」と教えてくださいました。
なんでも紅茶やお菓子が出てくる場所のようで、そんな夢のような場所があるのかとワクワクしました。
私はそんな気持ちが届けばいいなと、ちょっと大げさなくらい手をあげて喜んでみました──
◇◆◇
カフェにやってくるとお店の方がラルスさまに気づいたようで、奥の席へと案内してくださいました。
席に着くとそこは大きなガラス張りになっていて、街の景色がよく見えます。
来るときにも改めて馬車に驚きましたが、やっぱり帰りもまだ慣れません。
窓の外を眺めると景色がどんどん変わっていって、自分で走るよりももっと早くてその速さに圧倒されます。
「ローゼマリー」
「(?)」
突然名前を呼ばれたのでラルスさまのほうをパッとみました。
「カフェに寄って行こうか」
「(かふぇ?)」
またまた私の知らない言葉が飛んできて、それはどんなところなんですか?と心の中で聞いてみます。
思いが通じたのか、予想をされていたのか、「カフェはね、お茶するところだよ」と教えてくださいました。
なんでも紅茶やお菓子が出てくる場所のようで、そんな夢のような場所があるのかとワクワクしました。
私はそんな気持ちが届けばいいなと、ちょっと大げさなくらい手をあげて喜んでみました──
◇◆◇
カフェにやってくるとお店の方がラルスさまに気づいたようで、奥の席へと案内してくださいました。
席に着くとそこは大きなガラス張りになっていて、街の景色がよく見えます。