眠った君を目覚めさせたかった。

青春・恋愛

蜃気羊/著
眠った君を目覚めさせたかった。
作品番号
1691850
最終更新
2023/03/28
総文字数
22,465
ページ数
2ページ
ステータス
完結
いいね数
2
ランクイン履歴

総合76位(2023/04/06)

青春・恋愛24位(2023/04/06)

ランクイン履歴

総合76位(2023/04/06)

青春・恋愛24位(2023/04/06)

僕は君のことをもっと早く、眠りから救えばよかったのかもしれない――。

終戦後、北海道がソ連に占領され、独立してできた国家、北日本。

高校生のとき付き合っていた彼女、花乃(かの)は17歳のとき研究対象になり、軍に連れ去られ幽閉された。
花乃はそのあと10年近く眠ってしまうことになる――。
花乃の意識は視認兵器のエネルギーとして使われていた。
僕は研究員の一員になり、花乃を救うチャンスを見計らっていたが、ある日、北日本は簡単になくなってしまう。

これは、僕が花乃を救い出し、失ったものを取り戻し始める話。


☆☆☆『君の告白を破り捨てたい』が書籍化されます☆☆☆

短編小説『君の告白を破り捨てたい』
https://novema.jp/book/n1683975
プロフィールの作品一覧からでもご覧いただけます。

以下の単行本短編集に収録されます。
もしよろしければ、ぜひお手に取ってみていただけると嬉しいです。
詳細はこちら↓
https://novema.jp/bookstore/schedule/other#Label


2023年3月発売予定

『それでもあの日、ふたりの恋は永遠だと思ってた』
櫻いいよ、小桜菜々、永良サチ、雨、Sytry、紀本 明、冨山亜里紗、橘 七都、金犀、月ヶ瀬 杏、蜃気羊、梶ゆいな/著
楽曲コラボコンテストから生まれた、男女二視点の泣ける恋の超短編


○内容○

「ずっと一緒にいよう」

君がそう言ったから、私はそのまま、静かにうんと頷いた。

その約束は永遠かと思った。

高校生なのに、
君はセブンスターを口に咥えて、
安い愛について語ってくれたね。

雪が降る中、
二人でビルの階段の踊り場で話すのは
冷たいけど、嫌いじゃなかった。

一時の人生で少しだけ君と気が合った話。

主人公、優璃(ゆり)と頼太(らいた)の2視点で進む物語として1万文字を加筆して、バージョンアップしました。

頼太の視点が増えたことで、切ない真実と二人のすれ違った理由が明かされます。

ノベマ!で公開している作品は優璃視点で進む物語になっています。




※表紙イラスト/ノーコピーライトガール様(https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl)

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