これから生まれる“あたし”に伝えたい。



あたし自身からの、最初で最後のメッセージ。





どんなあたしでもいい。


でも、強いて言うなら、

今よりももっと素直に。

凛として、気高く咲き誇る花のように。

人の傷みがわかる優しい人に育っていきますように。




現世では、いっぱいわがままばかり言ってお母さんを最後まで困らせるばかりか、




この上ないくらいの悲しみを背負わせてしまった。



もう二度と会えなくなってしまうのなら、

お母さんへの懺悔の気持ちも含めて、

この小さな命に託したい。