歌詞はこの青春屋さんの仲の良さを存分に活かして作りたい。


セリフ部分があったり、ラップ部分があって掛け合いをするのもいいな、なんて考えていた。







そんな感じで構成やストーリー性をどうしようか悩んでいて、ふと時計を見ると、22時を切っていた。


いつもなら寝る時間。







久しぶりに、自分の好きなことをしていつの間にか時間が過ぎている、なんてことがあって。

普段なら眠くて思考回路も働かないはずなのに、自然と、頬がゆるむのを感じた。




。*.#。°♪



はじめて曲を聞いたとき、何だこの歌は、と思った。




ボカロ、とは言うものの、ボカロの域を超えている。


人間が歌ってるみたいだ、とおもった。

時々息継ぎの間を入れたり、上ずったりする。更に、不思議と歌詞に感情が乗っているような風に聞こえる。



ボカロPの次元を超えている。なのになぜ、





…なのになぜ、フォロワーが1000人しかいないのだろうか。



もっと広めたかった。


花香さんの凄さを。



だから、自分たちを利用したのかもしれない。


花香さんの曲を、知ってもらうために。





「なぁ、はる、ゆうや。半年記念日にオリ曲を出したいんだけど」