「ねえ、このなかにバスボムが靴箱に入ってた人いない!?」
教室の皆にそう呼びかけると、談笑していたクラスメイトたちは驚いたように振り向いた。
「バスボム?」
「えー、なかったけどー」
「俺もー」
皆が顔を見合わせて、そんな反応を返してくる。
「私と藍染しかもらってないみたい」
「ええ? ワンチャン、クラス全員もらってるんじゃないかと思ったのに」
どうやら、そういうわけでもないようだ。
何で私と藍染にだけ……?
「俺、きょう風呂入る時このバスボム湯船に溶かしてみようかな」
「や、やめなよ。何か怪しいし。もしかしたら毒入りかも……」
しかも、お菓子や手紙ならまだしも、バスボムって。プレゼントのセンスがちょっと洒落ているところも怪しい……。
「僕のプレゼント受け取ってくれた?」
そのとき、後ろから声が聞こえて、教室の前に突っ立っていた私と藍染は振り向いた。
教室の皆にそう呼びかけると、談笑していたクラスメイトたちは驚いたように振り向いた。
「バスボム?」
「えー、なかったけどー」
「俺もー」
皆が顔を見合わせて、そんな反応を返してくる。
「私と藍染しかもらってないみたい」
「ええ? ワンチャン、クラス全員もらってるんじゃないかと思ったのに」
どうやら、そういうわけでもないようだ。
何で私と藍染にだけ……?
「俺、きょう風呂入る時このバスボム湯船に溶かしてみようかな」
「や、やめなよ。何か怪しいし。もしかしたら毒入りかも……」
しかも、お菓子や手紙ならまだしも、バスボムって。プレゼントのセンスがちょっと洒落ているところも怪しい……。
「僕のプレゼント受け取ってくれた?」
そのとき、後ろから声が聞こえて、教室の前に突っ立っていた私と藍染は振り向いた。