別世界の君の瞳に映るのは

青春・恋愛

響ぴあの/著
別世界の君の瞳に映るのは
作品番号
1686579
最終更新
2023/01/05
総文字数
14,305
ページ数
9ページ
ステータス
完結
いいね数
1
君の瞳は病になって、それから私との距離はだんだん遠くなっていった。
ちょっと雰囲気が変わった君は空色の髪の毛に染めた。
まさか、そのあと、別な病になっているなんて私は知らなかったんだ。
私の瞳にはずっと君が映っているのに、君の瞳に私は映らない。
別世界の人間になってしまったんだと勝手に思っていた。

からっぽに支配された青い髪の君。
青い空を見たら君を必ず思い出すよ。
あらすじ
ボクシング部に入っていた幼馴染のコージが網膜剥離という病気になった。
手術後、遅刻早退の問題児となり、学校にあまりこなくなってしまった。
げっそり痩せていく姿をただ見ているしかできない私――別な病を抱えていたなんて知らなかったんだ。

髪を青く染め、軽音部でギターを始めた。まるで別世界の人間。彼の瞳に私は映らない。私の瞳にはあなたがずっといるのに。
からっぽに支配された彼をただ見守るしかできない。

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