〜アレグサンダーside〜
思っていたよりもグラン殿は強かった。
まさかあの聖剣術秘奥義時時雨を破られるなんて……。
あの技は聖剣術という流派が生まれてからたったの一度も破られたことはないと言われた正真正銘の最強の技だ。
ただ繋界は破られなかったからまだまだ勝算はある。
楽しみだ。
〜グランside〜
(アレグサンダーさんの時時雨はすぐに対処できる。だけど繋界が厄介だな……)
グランは剣を構え、アレグサンダーと向かい合いながら繋界の対処法を考えていた。
グランは繋界を防ぐ方法は理論上は思いついていたがあまりにも危険なため実行できずにいた。
(でももうそうも言ってられないんだよなぁ……次で使いますか)
考えがまとまったところでグランは高まっていた緊張状態をほぐすかのように駆け出した。
同じ考えだったのかアレグサンダーも同時に駆け出し二人はお互いの最高の技を放った。
「魔法剣:雷撃っ!」
「聖剣術奥義繋界っ!」
「っ!やはり……転移!魔法剣:断界っ!」
グランが雷撃を放つと同時にアレグサンダーは繋界を放った。
それを読んでいたグランは断界を放った。
断界とは時空魔法を付与した魔法剣だ。
時間操作で時時雨を破れたのだから、空間魔法でもいけるだろうと考えてのことだった。
そしてその結果は上々だった。
「グハッ!!」
「アレグサンダー選手戦闘不能!この接戦を制したのはグラン選手だ〜!」
グランの断界が無事に決まりアレグサンダーに勝利すると会場は熱狂が巻き起こった。
「アレグサンダー!いい戦いだったぞ!」
「きゃーっ!グラン様カッコいい〜!」
「二人ともナイスファイトだったぞ!」
やがてアレグサンダーが目を覚まし
「やはりグラン殿は強いな……」
「こっちこそ久々に楽しい試合をありがとう!お陰で改善点も見つかったしいい試合だったよ」
「ああこちらこそありがとう!だが次は負けないぞ?」
「望むところだよ!」
こうして無事新入生歓迎大会は幕を下ろしたのであった。
思っていたよりもグラン殿は強かった。
まさかあの聖剣術秘奥義時時雨を破られるなんて……。
あの技は聖剣術という流派が生まれてからたったの一度も破られたことはないと言われた正真正銘の最強の技だ。
ただ繋界は破られなかったからまだまだ勝算はある。
楽しみだ。
〜グランside〜
(アレグサンダーさんの時時雨はすぐに対処できる。だけど繋界が厄介だな……)
グランは剣を構え、アレグサンダーと向かい合いながら繋界の対処法を考えていた。
グランは繋界を防ぐ方法は理論上は思いついていたがあまりにも危険なため実行できずにいた。
(でももうそうも言ってられないんだよなぁ……次で使いますか)
考えがまとまったところでグランは高まっていた緊張状態をほぐすかのように駆け出した。
同じ考えだったのかアレグサンダーも同時に駆け出し二人はお互いの最高の技を放った。
「魔法剣:雷撃っ!」
「聖剣術奥義繋界っ!」
「っ!やはり……転移!魔法剣:断界っ!」
グランが雷撃を放つと同時にアレグサンダーは繋界を放った。
それを読んでいたグランは断界を放った。
断界とは時空魔法を付与した魔法剣だ。
時間操作で時時雨を破れたのだから、空間魔法でもいけるだろうと考えてのことだった。
そしてその結果は上々だった。
「グハッ!!」
「アレグサンダー選手戦闘不能!この接戦を制したのはグラン選手だ〜!」
グランの断界が無事に決まりアレグサンダーに勝利すると会場は熱狂が巻き起こった。
「アレグサンダー!いい戦いだったぞ!」
「きゃーっ!グラン様カッコいい〜!」
「二人ともナイスファイトだったぞ!」
やがてアレグサンダーが目を覚まし
「やはりグラン殿は強いな……」
「こっちこそ久々に楽しい試合をありがとう!お陰で改善点も見つかったしいい試合だったよ」
「ああこちらこそありがとう!だが次は負けないぞ?」
「望むところだよ!」
こうして無事新入生歓迎大会は幕を下ろしたのであった。