カノンと二人で食堂に向かうと、もう既に父様と母様が席に着いていた。
「!グランよ。どこにいたんだ?心配したぞ!」
「すみません。僕のスキルが暴発して気がついたら神殿にいました」
「そうだったのか。まあ無事で何よりだ」
(瞬間移動するスキル?どんなスキルなんだ?)
「私とカノンとで屋敷中を探し回ったんだから」
「心配させてしまいすみません」
「とにかく無事でよかった。さあ夕飯にしよう!」
家族やメイドたちと楽しく夕食を食べ、その時はやってきた。
「それではグランのスキルを教えてくれるか?」
「わかりました。状態開示」
名前:グラン・レア・ベルセリア
年齢:10歳
レベル:15
~称号~
ベルセリア家長男、秀才者、時空を司りし者、精霊より愛されし者、武具を司りし者
~基礎ステータス~
体力(HP):85
魔力(MP):130
攻撃(STR):40
防御(VIT):55
速さ(AGI):35
器用(DEX):30
知力(INT):90
物理耐性:50
魔法耐性:60
状態異常耐性:75
~技能スキル~
武具神(固有ユニーク)
時空魔法(固有ユニーク)
全属性魔法(EX)
物理耐性(中級)
魔法耐性(中級)
状態異常耐性(中級)
「こんな感じでした」
ステータスを見た瞬間両親は固まってしまった。
あれ?
メイド達もだ……
唯一カノンだけ大喜びではしゃぎ回っていた。
「あれ?父様?母様?みんな?どうしたのですか?」
「お兄様すごい!いっぱいスキルもらえたのですね!私もたくさんもらえるといいな♪」
「……グラン。お前のステータスは異常だ。まずレベルだが普通洗礼後は年齢の半分程度だ。それに基礎ステータスも魔力に関しては私より高いぞそして何よりスキルの数と内容だ」
「そうね。耐性や魔法のスキルは成長していくと増えていくものもあるけどグランは最初から全属性使えるようだものね」
「それにユニークスキルを二つも持っていらっしゃいます。しかもどちらも聞いたことがありません」
「……お兄様。さっき言ってた暴発したのってもしかして時空魔法のことですか?」
「そうだね。時空魔法のひとつである転移が暴発というか興味本意で発動してみた結果だけど……」
「実際に使ってみてもらえるか?」
「いいですよ?"転移"」
「本当に瞬間移動できるみたいだな……。まあなんにせよ加護もいただけたことだしよかったのではないか?」
「そうね!授かったものはどうしようもないのだしここは素直にグランのお祝いをしましょう?」
「そうですね!お兄様は強いです!まあスキルなどなくても、もともと御強いですけど」
「あら。そうなの?」
「はい!母様!お兄様はとっても御強いのです!」
「ま、まあその話はいいから……」
それからまたいろいろな話をしながら夜は更けていった。
「!グランよ。どこにいたんだ?心配したぞ!」
「すみません。僕のスキルが暴発して気がついたら神殿にいました」
「そうだったのか。まあ無事で何よりだ」
(瞬間移動するスキル?どんなスキルなんだ?)
「私とカノンとで屋敷中を探し回ったんだから」
「心配させてしまいすみません」
「とにかく無事でよかった。さあ夕飯にしよう!」
家族やメイドたちと楽しく夕食を食べ、その時はやってきた。
「それではグランのスキルを教えてくれるか?」
「わかりました。状態開示」
名前:グラン・レア・ベルセリア
年齢:10歳
レベル:15
~称号~
ベルセリア家長男、秀才者、時空を司りし者、精霊より愛されし者、武具を司りし者
~基礎ステータス~
体力(HP):85
魔力(MP):130
攻撃(STR):40
防御(VIT):55
速さ(AGI):35
器用(DEX):30
知力(INT):90
物理耐性:50
魔法耐性:60
状態異常耐性:75
~技能スキル~
武具神(固有ユニーク)
時空魔法(固有ユニーク)
全属性魔法(EX)
物理耐性(中級)
魔法耐性(中級)
状態異常耐性(中級)
「こんな感じでした」
ステータスを見た瞬間両親は固まってしまった。
あれ?
メイド達もだ……
唯一カノンだけ大喜びではしゃぎ回っていた。
「あれ?父様?母様?みんな?どうしたのですか?」
「お兄様すごい!いっぱいスキルもらえたのですね!私もたくさんもらえるといいな♪」
「……グラン。お前のステータスは異常だ。まずレベルだが普通洗礼後は年齢の半分程度だ。それに基礎ステータスも魔力に関しては私より高いぞそして何よりスキルの数と内容だ」
「そうね。耐性や魔法のスキルは成長していくと増えていくものもあるけどグランは最初から全属性使えるようだものね」
「それにユニークスキルを二つも持っていらっしゃいます。しかもどちらも聞いたことがありません」
「……お兄様。さっき言ってた暴発したのってもしかして時空魔法のことですか?」
「そうだね。時空魔法のひとつである転移が暴発というか興味本意で発動してみた結果だけど……」
「実際に使ってみてもらえるか?」
「いいですよ?"転移"」
「本当に瞬間移動できるみたいだな……。まあなんにせよ加護もいただけたことだしよかったのではないか?」
「そうね!授かったものはどうしようもないのだしここは素直にグランのお祝いをしましょう?」
「そうですね!お兄様は強いです!まあスキルなどなくても、もともと御強いですけど」
「あら。そうなの?」
「はい!母様!お兄様はとっても御強いのです!」
「ま、まあその話はいいから……」
それからまたいろいろな話をしながら夜は更けていった。