◇登場人物(設定込み)

・表主人公(裏ヒロイン枠)
 魔法戦士ディック:生物学的上男性。弱い。他人に優しい。趣味は家事(特に料理)。初対面だと男か女か理解できない中性的な少年。母性本能を刺激するらしく年上からよく好かれる。年下からは「お姉ちゃん」と呼ばれることもしばしば。
 

・表ヒロイン(裏主人公枠)
 勇者アリス:三歳からの幼馴染。七軒離れた雑貨屋の娘。ディックの事になると秒でヘラる。見知らぬ女がディックに近寄る事を絶対にぜーったいに許さない。ディックの為なら世界すら滅ぼせる。唯一マウンティングポイントがないため、マウントを取ってくるメンバーを全員抹殺してディックを攫って誰も知らない山奥で二人の生活をする計画を同時進行中であることは三人には筒抜け
 
 剣士セリーヌ:七歳の時に別の村からディックの村に引っ越してきた。ディックのお隣さん(マリーの逆)で最初の友達がディックであり、ディックの手料理を最初に食べた事を強みにマウントを取っている。アリスの暴走を止める役がアリスの次に暴走しやすい。ディックから抜けた体毛を保管している結構ヤバい奴
 
 神官リシェル:五歳からの幼馴染。孤児で教会に拾われた。神官の修業がきつくて家出した時に探しに来たディックと一晩洞窟の中で過ごした事が強みでそれを同衾した事にしてマウントを取っている。アリスの暴走を止める役。マリーが暴走したら止める役。一番冷静かもしれないが、ディックの事になると笑顔で敵をめった刺すほどのヘラリスト。生まれてきたことを後悔させてからじっくりといたぶって簡単には殺さないが信条という神官らしからぬメンタルの持ち主
 
 魔法使いマリー:生まれた日が全く同じでお隣さん。この事実だけで勝利を確信しているが、さらに五歳までディックとお風呂に入っていた強みがあるため、それを男女の仲と言い張り、残りの三人をクソ雑魚扱いして常にマウンティングしている。アリスの喧嘩相手。読書家で愛読書は「小説家にのっかろう」
 
・お邪魔虫(追放後のヒロイン?枠)
 斥候ロクサーヌ:勇者パーティーを追放されたことを知って以降ディックを狙ってパーティーを組みたがるが、都度(アリスに脅されている)ハンスからは他のメンバーを斡旋されているが全く諦めていない。
 
・その他
 宿屋のおかみ:実は勇者パーティを上回る能力の持ち主。世界最強かもしれない。
 
 ギルド受付ハンス:勇者パーティ(ほぼアリス)のえげつない注文に日々胃を痛めている人物。恐らく一番の被害者