そこには秘密基地の入り口があった。
一見何もないように見えるが、奥の壁紙に、魔力を込めて鍵穴を描くように指を動かすと、
小さな扉ができた。
亜里香はそこに入って行った。
あまりにも自由がないので、なんでもバレずにできるようにと、まだ5歳くらいの頃に作ったのだ。
その頃はまだうまくマイナス魔力を解放できず、相当魔力があったのだろう、
年齢にしては頑丈すぎるほどの秘密基地ができてしまった。
そこには、でっかいテレビ、ゲーム機がいくつか、漫画、本……等々、自分の部屋に置いていたら勝手に回収されそうなものを置いていた。
ふっかふっかのソファーまである。ソファーは魔法で作ったものだ。
ゲーム機とテレビは複雑すぎて作れず、漫画と本は魔法で勝手にコピーできるが、著作権などで作者さんに申し訳なくて、普通に買ったりした。
テレビは両親がで粗大ゴミに出した時に、こっそり回収した。
ダミーを置いておいたので、バレてないだろう。
「なんでこんな目に……」
亜里香はソファーに身を沈め、そのまま寝てしまった。
一見何もないように見えるが、奥の壁紙に、魔力を込めて鍵穴を描くように指を動かすと、
小さな扉ができた。
亜里香はそこに入って行った。
あまりにも自由がないので、なんでもバレずにできるようにと、まだ5歳くらいの頃に作ったのだ。
その頃はまだうまくマイナス魔力を解放できず、相当魔力があったのだろう、
年齢にしては頑丈すぎるほどの秘密基地ができてしまった。
そこには、でっかいテレビ、ゲーム機がいくつか、漫画、本……等々、自分の部屋に置いていたら勝手に回収されそうなものを置いていた。
ふっかふっかのソファーまである。ソファーは魔法で作ったものだ。
ゲーム機とテレビは複雑すぎて作れず、漫画と本は魔法で勝手にコピーできるが、著作権などで作者さんに申し訳なくて、普通に買ったりした。
テレビは両親がで粗大ゴミに出した時に、こっそり回収した。
ダミーを置いておいたので、バレてないだろう。
「なんでこんな目に……」
亜里香はソファーに身を沈め、そのまま寝てしまった。