憐姫と麒麟~笛の音で結ばれる運命~

 私だけの、運命の人の元へ。
 そうして差し伸べられる手に自分の手を重ねて、共に紡いでいく。今も、これから先も、死が二人を分かつまで、隣で紡いでくのだ。
                                     了