「そしたらみんなが僕のことを嘘つきって呼ぶようになったんだ。僕の嘘のせいで先生がいなくなったって。僕の嘘で友達の両親が離婚して引っ越したって。だから、僕は嘘つきじゃないって信じてもらいたくて、みんなと繋がって見たり聞いたりしたことを話したんだ。そしたら今度は気持ち悪いって言われて、誰も、誰も、僕とは友達になってくれなくて。ずっとずっと無視されたんだ。友達の親からもあの子とは遊ばないほうがいいわよって、だから僕ずっと一人だったんだ…」
知らず、知らず豪介は嗚咽を漏らしながら話をしていた。ただ、今まで誰にも言えなかった秘密を喋って、それを聞いてもらうことがこんなにも自分の気持ちを楽にしてくれることだとは思わなかった。心が楽になった。
「牧園さん聞いてくれてありがとう。僕今まで誰にも話せなかったんだ」
「ゴンスケも辛かったんだね」
牧園さんに言われて豪介は初めて自分の気持ちに気がついた。そうだ、そうだったのだ。自分は今まで辛かったんだ。人の意識に入れても誰にも話すことはできない。人の意識に入れてもその人の心に自分が残るわけではない。いつだって自分は孤独だった。誰にも話せない、誰にも理解してもらえない。こんな力を持ったことが、孤独で孤独で、辛かった。
夕方6時、家に帰ってきた豪介は用意されていた夕食を適当に食べ、お腹を満たすとすぐさま2階の自分の部屋にこもり今日のことを考えた。
牧園さんの合成写真と唯のメッセージはフラれた腹いせに銀治郎がやったことだと思っていた。でもそれは半分当たっていて半分外れていた。銀治郎がやったのは牧園さんだけだった。唯ちゃんのメッセージの犯人は別にいるということだ。どうやったら唯ちゃんの犯人に近づくことができるだろう。一番の近道は唯ちゃんと繋がることだが、それは牧園さんが許さないだろうからできない。とすると…。
『今の時点で一番情報が集まっていそうなところは…』
牧園さんにはこんな力を持っていることを泣きながら辛かったと話をしたが、あのとき十分泣いて牧園さんに受け止めてもらったから、なんかすごくスッキリしてやる気が出てきていた。自分のことを理解してもらえてるってすごいことだ。豪介は張り切って目をつぶった。
『近藤先生…、近藤先生…、近藤先生…』
知らず、知らず豪介は嗚咽を漏らしながら話をしていた。ただ、今まで誰にも言えなかった秘密を喋って、それを聞いてもらうことがこんなにも自分の気持ちを楽にしてくれることだとは思わなかった。心が楽になった。
「牧園さん聞いてくれてありがとう。僕今まで誰にも話せなかったんだ」
「ゴンスケも辛かったんだね」
牧園さんに言われて豪介は初めて自分の気持ちに気がついた。そうだ、そうだったのだ。自分は今まで辛かったんだ。人の意識に入れても誰にも話すことはできない。人の意識に入れてもその人の心に自分が残るわけではない。いつだって自分は孤独だった。誰にも話せない、誰にも理解してもらえない。こんな力を持ったことが、孤独で孤独で、辛かった。
夕方6時、家に帰ってきた豪介は用意されていた夕食を適当に食べ、お腹を満たすとすぐさま2階の自分の部屋にこもり今日のことを考えた。
牧園さんの合成写真と唯のメッセージはフラれた腹いせに銀治郎がやったことだと思っていた。でもそれは半分当たっていて半分外れていた。銀治郎がやったのは牧園さんだけだった。唯ちゃんのメッセージの犯人は別にいるということだ。どうやったら唯ちゃんの犯人に近づくことができるだろう。一番の近道は唯ちゃんと繋がることだが、それは牧園さんが許さないだろうからできない。とすると…。
『今の時点で一番情報が集まっていそうなところは…』
牧園さんにはこんな力を持っていることを泣きながら辛かったと話をしたが、あのとき十分泣いて牧園さんに受け止めてもらったから、なんかすごくスッキリしてやる気が出てきていた。自分のことを理解してもらえてるってすごいことだ。豪介は張り切って目をつぶった。
『近藤先生…、近藤先生…、近藤先生…』

