一人残った陽介は、机の中からノートや教科書を出しカバンに入れ直して不自然にならないように時間を潰した。そしてメアリーが徳乃真と仲良く教室を出ていくのを見て自分も席を立った。くっついたり、離れたり戯れあったりしながら帰る二人の後ろをずいぶん離れてついていく。
二人は学校を出て大通りまでくると右に折れ駅に向かった。陽介も右に折れる。本来陽介は駅を通り越した先の市営住宅が家なのだが、今日は二人の後をついて駅に向かった。駅を利用しない自分が駅を利用することを不審がられないように顔は下に向けたままにした。二人が電車に乗るとちょっと離れて同じ車両に陽介も乗る。2つ先の駅でメアリーだけ電車を降りた。陽介はそれを見て電車を降りると見失わないようにメアリーの後をついていく。誰も陽介のことは気にしてない。
メアリーはしばらく大通りを歩き、途中の信号で左に折れると陽介も左に折れた。後をつける陽介の胸が緊張のため高鳴る。メアリーが公民館の角を右に曲がると、見失わないように間隔を詰めて同じように右に曲がる。人通りが少なくなっていく。
メアリーの家に近づいているのを感じる。
『もう直ぐだ、もうすぐでメアリーの家だ。メアリーの家に行けば、メアリーの家にいけば・・・メアリーのパンティーが見える』
陽介はメアリーの家を見つけて、洗濯物のパンティーを見ようとしていた。ベランダなら写真に撮ることだってできる。仮に家の中に干してあってもカーテンの隙間からチラリと見れるかもしれない。どんなパンティーを履いているのかチラリと見るだけでいい。一体どんなパンティーなんだ。キャラクターの柄がついた可愛いものか、ハートがついているのか、それともサテンのツルツルしているようなものか、スポーツタイプのものか・・・。本物がチラリとでも見れればあとは妄想するのが楽しくなる。もしかしたら、手の届くところに洗濯物があるかもしれない。その時は・・・。
『もうすぐだ、もうすぐでメアリーの家だ!』
だが、次の瞬間陽介は愕然とした。
メアリーが突然現れた高層マンションに入ってしまった。しかも入り口はオートロックだった。さらに、ベランダには洗濯物が干されている家が一軒もなかった。
『クソ、クソ、クッソー!』
二人は学校を出て大通りまでくると右に折れ駅に向かった。陽介も右に折れる。本来陽介は駅を通り越した先の市営住宅が家なのだが、今日は二人の後をついて駅に向かった。駅を利用しない自分が駅を利用することを不審がられないように顔は下に向けたままにした。二人が電車に乗るとちょっと離れて同じ車両に陽介も乗る。2つ先の駅でメアリーだけ電車を降りた。陽介はそれを見て電車を降りると見失わないようにメアリーの後をついていく。誰も陽介のことは気にしてない。
メアリーはしばらく大通りを歩き、途中の信号で左に折れると陽介も左に折れた。後をつける陽介の胸が緊張のため高鳴る。メアリーが公民館の角を右に曲がると、見失わないように間隔を詰めて同じように右に曲がる。人通りが少なくなっていく。
メアリーの家に近づいているのを感じる。
『もう直ぐだ、もうすぐでメアリーの家だ。メアリーの家に行けば、メアリーの家にいけば・・・メアリーのパンティーが見える』
陽介はメアリーの家を見つけて、洗濯物のパンティーを見ようとしていた。ベランダなら写真に撮ることだってできる。仮に家の中に干してあってもカーテンの隙間からチラリと見れるかもしれない。どんなパンティーを履いているのかチラリと見るだけでいい。一体どんなパンティーなんだ。キャラクターの柄がついた可愛いものか、ハートがついているのか、それともサテンのツルツルしているようなものか、スポーツタイプのものか・・・。本物がチラリとでも見れればあとは妄想するのが楽しくなる。もしかしたら、手の届くところに洗濯物があるかもしれない。その時は・・・。
『もうすぐだ、もうすぐでメアリーの家だ!』
だが、次の瞬間陽介は愕然とした。
メアリーが突然現れた高層マンションに入ってしまった。しかも入り口はオートロックだった。さらに、ベランダには洗濯物が干されている家が一軒もなかった。
『クソ、クソ、クッソー!』

