萌美とゆかりは平静さを装い歩き始め、萌美の気持ちが落ち着いてきたところでゆかりが尋ねた。「ねぇ、これって本人から聞いたのかな?」
「それが不思議な事にそんな話じゃないみたい」
「なんでわかるの?」
「今日ね、朝黄色い鳥が刺さってたでしょう。だからあたし見ちゃいけないと思ってもちょくちょく忠彦君を見ちゃったの。でも、忠彦君いつもと変わらなくて、もし、もしだよ、誰かに萌美のことを好きだと話した後だったら絶対あたしのこと意識すると思うの」
「そうね」
「でも、全然意識してなかったもん」
「へぇ」
「それにね誠寿君の時にも利用したんだけど、付き合い始めた時に聞いたのよ。誰かに私が誠寿君のこと気にしてるって聞かれた事ある? って」
「そしたら?」
「全然、全く。だから急に萌美ちゃんから好きだって言われた時にはすごくびっくりしたって言ってた」
「へぇ」と、返事はしたがそれじゃ赤い鳥の啓はどうやって情報をとっているのだろう? と疑問を感じた。まさかただの勘ということはあるまいし・・・。
「よぉし、あたし忠彦君に告白する」
「えっ!」いきなりの展開の速さにゆかりがびっくりする。「ちょっ、ちょっと待って萌美。忠彦君、誠寿君と友達なんでしょう?」
「そうよ」
「いくらなんでも、友達だと具合が悪いんじゃないの」
「でもね、あたしもゆっくりしてられないの?」
「どうして?」
「誠寿よ。返事はまだ? ってこの間も聞かれたの」
「なんて答えたの?」
「もう少し待ってって。あいつ、面倒くさいの。だから忠彦君と両想いになれれば誠寿君も諦めがつくと思うのよね。だから早いうちに告白しなきゃ」
萌美はいけいけどんどんになっていた。恋愛で一番臆病になるのは好きじゃないとフラれる恐怖だったが、萌美はその恐怖がないのだから突っ走るしかないのだろう。
「それが不思議な事にそんな話じゃないみたい」
「なんでわかるの?」
「今日ね、朝黄色い鳥が刺さってたでしょう。だからあたし見ちゃいけないと思ってもちょくちょく忠彦君を見ちゃったの。でも、忠彦君いつもと変わらなくて、もし、もしだよ、誰かに萌美のことを好きだと話した後だったら絶対あたしのこと意識すると思うの」
「そうね」
「でも、全然意識してなかったもん」
「へぇ」
「それにね誠寿君の時にも利用したんだけど、付き合い始めた時に聞いたのよ。誰かに私が誠寿君のこと気にしてるって聞かれた事ある? って」
「そしたら?」
「全然、全く。だから急に萌美ちゃんから好きだって言われた時にはすごくびっくりしたって言ってた」
「へぇ」と、返事はしたがそれじゃ赤い鳥の啓はどうやって情報をとっているのだろう? と疑問を感じた。まさかただの勘ということはあるまいし・・・。
「よぉし、あたし忠彦君に告白する」
「えっ!」いきなりの展開の速さにゆかりがびっくりする。「ちょっ、ちょっと待って萌美。忠彦君、誠寿君と友達なんでしょう?」
「そうよ」
「いくらなんでも、友達だと具合が悪いんじゃないの」
「でもね、あたしもゆっくりしてられないの?」
「どうして?」
「誠寿よ。返事はまだ? ってこの間も聞かれたの」
「なんて答えたの?」
「もう少し待ってって。あいつ、面倒くさいの。だから忠彦君と両想いになれれば誠寿君も諦めがつくと思うのよね。だから早いうちに告白しなきゃ」
萌美はいけいけどんどんになっていた。恋愛で一番臆病になるのは好きじゃないとフラれる恐怖だったが、萌美はその恐怖がないのだから突っ走るしかないのだろう。

