185センチの徳乃真の横に178センチのメアリーが並ぶ。二人が並んで歩くと周りの生徒が避けて歩く、まるで映画の撮影のようだった。二人が並んで廊下を歩いていた時にたまたま担任の泉先生が階段から降りて来て二人とかち合った。あまりの迫力に先生は「おっ」と言って避けてしまった。学校の中では絶対的権力者である先生が二人のために無意識で道を開けた。二人はそんな先生に軽く会釈を返す。それを見ていた生徒が、先生が道を開けたと話を広めていく。もう誰もこの二人を止められない。1年生はそんな二人を憧れの眼差しで見て、持って来てはいけないはずの携帯で写真を撮り、3年生もわざわざ見学にやって来て、自分が先輩のはずなのに二人に道を開けて目を伏せた。こうして完璧な二人は汚すことのできない聖域になった。
古い市営住宅に住む陽介は近くの工場で働く父親とクリーニング店のパートで働く母親と三人で暮らしている。狭い2DKの住宅だが、自分の部屋はあてがわれていた。だが、襖一枚隔てた向こう側は父親と母親が寝ている寝室になるためあまり音を立てられない。パソコンを見るときはイヤホンをしてもいいのだが、寝室から聞こえる音を聞き逃していきなり襖を開けれられ親子関係が破綻しないように音声はオフにしておいた。そうして陽介はいつも親が寝静まった後に襖の向こうを気にしながらパソコンでエッチな動画を楽しむことにしていた。
画面に現れたフォルダを開くとまた細かいフォルダに分かれていて『階段』『炬燵の中』『エスカレーター』『学校』とある。陽介のパソコンにはネットで拾ったたくさんのお気に入りの動画や画像が保存されていて、大抵は隠し撮りをした若い女性のパンティーが見えるものだった。陽介はその中から『学校』のフォルダを開く。
古い市営住宅に住む陽介は近くの工場で働く父親とクリーニング店のパートで働く母親と三人で暮らしている。狭い2DKの住宅だが、自分の部屋はあてがわれていた。だが、襖一枚隔てた向こう側は父親と母親が寝ている寝室になるためあまり音を立てられない。パソコンを見るときはイヤホンをしてもいいのだが、寝室から聞こえる音を聞き逃していきなり襖を開けれられ親子関係が破綻しないように音声はオフにしておいた。そうして陽介はいつも親が寝静まった後に襖の向こうを気にしながらパソコンでエッチな動画を楽しむことにしていた。
画面に現れたフォルダを開くとまた細かいフォルダに分かれていて『階段』『炬燵の中』『エスカレーター』『学校』とある。陽介のパソコンにはネットで拾ったたくさんのお気に入りの動画や画像が保存されていて、大抵は隠し撮りをした若い女性のパンティーが見えるものだった。陽介はその中から『学校』のフォルダを開く。

