ゆかりがきれいに咲いているパンジーの花を見る。すると、その花に隠れるように赤と黄色い鳥が横たわっているのを見つけた。と言ってもそれは木でできた作りもので、ガーデニングの飾りに使われるものだ。『どうして飾ってないんだろう?』そう思ってゆかりはその赤い鳥を手に取った。
「それ、触らない方がいいよ」萌美がゆかりに注意した。
「どうして?」
「きっとわざと鳥は倒れてるから」
そう言われてゆかりは鳥を元あった場所にもどす。
「なんで挿してないの?」
「ゆかり、ここの花壇の秘密知らない?」
「何それ?」
「そうか、ゆかりは知らないのね」
「何か、秘密があるの?」
「あるよ・・・。それよりもねぇ、聞いて」と言って萌美は話題を変えた。ゆかりも赤い鳥のことは大して気にも留めなかった。
「同じ人間とは思えないよね」
「何が?」
「メアリー」
「メアリーね、そうね」それはゆかりも同感だった。
「何あの可愛さ、あのスタイル」
「おっぱいなら萌美だって負けてないでしょう」ゆかりはブレザーをパンと張らせている萌美の胸を見て言った。
「なんか違うのよね、私たちのおっぱいとは」と萌美がつぶやく。
「違うって?」
「なんていうのかな・・・、ブラからハミでいる形が私のは大盛りのご飯なんだけど、メアリーは白いパンなの」
「どういうこと?」
「なんか、メアリーのおっぱいを見たら私のおっぱいにかけているものがあるんじゃないかと思って」
「それは?」
「品」
「品?」
「そう、メアリーのおっぱいには品があるのよ」
「・・・?」
「感じなかった?」
「だって、そんなに見てないもん」
「今度見てよ。絶対に違うのよ。品があるのよ」
ゆかりには同じおっぱいでそんなに違いがあるように感じられなかったが、萌美は何か敏感に感じ取ったらしい。萌美が感じたのなら、何か形なのか、色なのか、それこそ品なのか、とにかく何かが違うのかもしれない。
二人は大通りまで来ると、左に折れそのまま歩いていく。
「メアリーと釣り合いが取れるのは徳乃真様だけよね」
「その徳乃真様ってどうなのよ」
「だって憧れなんだもん」
「そんなこと言ってると誠寿君が怒るわよ」
「あっ、私誠寿君と別れたから」
「それ、触らない方がいいよ」萌美がゆかりに注意した。
「どうして?」
「きっとわざと鳥は倒れてるから」
そう言われてゆかりは鳥を元あった場所にもどす。
「なんで挿してないの?」
「ゆかり、ここの花壇の秘密知らない?」
「何それ?」
「そうか、ゆかりは知らないのね」
「何か、秘密があるの?」
「あるよ・・・。それよりもねぇ、聞いて」と言って萌美は話題を変えた。ゆかりも赤い鳥のことは大して気にも留めなかった。
「同じ人間とは思えないよね」
「何が?」
「メアリー」
「メアリーね、そうね」それはゆかりも同感だった。
「何あの可愛さ、あのスタイル」
「おっぱいなら萌美だって負けてないでしょう」ゆかりはブレザーをパンと張らせている萌美の胸を見て言った。
「なんか違うのよね、私たちのおっぱいとは」と萌美がつぶやく。
「違うって?」
「なんていうのかな・・・、ブラからハミでいる形が私のは大盛りのご飯なんだけど、メアリーは白いパンなの」
「どういうこと?」
「なんか、メアリーのおっぱいを見たら私のおっぱいにかけているものがあるんじゃないかと思って」
「それは?」
「品」
「品?」
「そう、メアリーのおっぱいには品があるのよ」
「・・・?」
「感じなかった?」
「だって、そんなに見てないもん」
「今度見てよ。絶対に違うのよ。品があるのよ」
ゆかりには同じおっぱいでそんなに違いがあるように感じられなかったが、萌美は何か敏感に感じ取ったらしい。萌美が感じたのなら、何か形なのか、色なのか、それこそ品なのか、とにかく何かが違うのかもしれない。
二人は大通りまで来ると、左に折れそのまま歩いていく。
「メアリーと釣り合いが取れるのは徳乃真様だけよね」
「その徳乃真様ってどうなのよ」
「だって憧れなんだもん」
「そんなこと言ってると誠寿君が怒るわよ」
「あっ、私誠寿君と別れたから」