啓はここまで言って気がついたことがあった。それは椅子を嗅いだことと、手紙を出したことを聞くことは忠彦の傷をえぐることになるのではと考えてオナラを嗅ぐために自分がここにいたということだった。それなのに自分はそのことをすっかり忘れて忠彦に話してしまった。
『しまったぁ、失敗だぁ・・・』そう思って忠彦を見るが、忠彦の表情に変化はなかった。辛い過去を思い出してしまったようなそぶりもない。しかも忠彦は、「でも、力になれないかもしれないなぁ」と言った。
「えっ、何が、どうして?」
「分からないんだ。・・・どうして殴られたか僕にもよく分からないんだ。確かにメアリーの椅子の匂いは嗅いだことになったんだけど・・・」
「椅子の匂い嗅いだだけじゃ殴らないでしょう。やっぱり手紙だよ」啓は忠彦が話をしてくれるのならちょうどいい、忘れているのかもしれないと思い手紙のことも話した。ところが、
「手紙って?」と忠彦はキョトンとした顔で聞き返して来た。
「徳乃真の秘密が書かれている手紙」
「何それ?」
「知らない?」
「うん。知らない」
「あれ?」
「何?」
「徳乃真の秘密を知りたいと思ったことは?」
「そんなこと思わないよ」
「・・・。それじゃ、赤い鳥に何かお願いしたことは?」
「何それ?」
「あれ? そうか。あれ?」
『あれれ、知らないって・・・どう言うことだ。もしかして、落ちた時のショックで記憶が飛んじゃってるのか、それとも本当に知らないのか・・・。それとも知られたくなくて嘘をついているのか? やはり、どこかで忠彦君のオナラを嗅がないと本当のことはわからないぞ』と啓は思った。
「ごめんね。力になれなくて。啓君がおっぱい見れるチャンスだったのに」
啓はおっぱいのためだけに忠彦のお見舞いに来ていると思われるのも悪い気がして、それに本当に忠彦を友達だと思うようになっていたこともあり、自分の心に言い聞かせるように「まぁ、そんなことは、別にね・・・。そんなにおっぱいが見たいわけでもないから」とつぶやいた。
「啓君が秘密を教えてくれたから僕も秘密をバラすけど」
「何?」
「実はね、僕も隠してることがあるんだ」
『しまったぁ、失敗だぁ・・・』そう思って忠彦を見るが、忠彦の表情に変化はなかった。辛い過去を思い出してしまったようなそぶりもない。しかも忠彦は、「でも、力になれないかもしれないなぁ」と言った。
「えっ、何が、どうして?」
「分からないんだ。・・・どうして殴られたか僕にもよく分からないんだ。確かにメアリーの椅子の匂いは嗅いだことになったんだけど・・・」
「椅子の匂い嗅いだだけじゃ殴らないでしょう。やっぱり手紙だよ」啓は忠彦が話をしてくれるのならちょうどいい、忘れているのかもしれないと思い手紙のことも話した。ところが、
「手紙って?」と忠彦はキョトンとした顔で聞き返して来た。
「徳乃真の秘密が書かれている手紙」
「何それ?」
「知らない?」
「うん。知らない」
「あれ?」
「何?」
「徳乃真の秘密を知りたいと思ったことは?」
「そんなこと思わないよ」
「・・・。それじゃ、赤い鳥に何かお願いしたことは?」
「何それ?」
「あれ? そうか。あれ?」
『あれれ、知らないって・・・どう言うことだ。もしかして、落ちた時のショックで記憶が飛んじゃってるのか、それとも本当に知らないのか・・・。それとも知られたくなくて嘘をついているのか? やはり、どこかで忠彦君のオナラを嗅がないと本当のことはわからないぞ』と啓は思った。
「ごめんね。力になれなくて。啓君がおっぱい見れるチャンスだったのに」
啓はおっぱいのためだけに忠彦のお見舞いに来ていると思われるのも悪い気がして、それに本当に忠彦を友達だと思うようになっていたこともあり、自分の心に言い聞かせるように「まぁ、そんなことは、別にね・・・。そんなにおっぱいが見たいわけでもないから」とつぶやいた。
「啓君が秘密を教えてくれたから僕も秘密をバラすけど」
「何?」
「実はね、僕も隠してることがあるんだ」

