そして、二人で顔を見合わせ、同時に噴き出した。
今、この瞬間を、絶対に忘れたくない。
「好きだよ」
「僕も、星羅が大好き」
小声で話すうち、切なさが腹の底から込み上げてきた。
消えないでほしい。
今まで大嫌いだった神様に、強く、強く祈った。
「楽しかったー!」
「ね」
二人で観覧車に乗り、今日一日を振り返る。
この動物園は、小さな遊園地もあるから、初デートのフィナーレに観覧車はもってこいだった。
静かに窓の外の景色を眺める。
自分の方から近寄ってくれたライオン舎に、癒されたカワウソコーナー。
期間限定の悲鳴だらけだったお化け屋敷に、二人で食べたお昼ご飯。
もうすぐお別れだと思うと、淋しい気持ちでいっぱいになった。
「星羅!頂上!」
今、この瞬間を、絶対に忘れたくない。
「好きだよ」
「僕も、星羅が大好き」
小声で話すうち、切なさが腹の底から込み上げてきた。
消えないでほしい。
今まで大嫌いだった神様に、強く、強く祈った。
「楽しかったー!」
「ね」
二人で観覧車に乗り、今日一日を振り返る。
この動物園は、小さな遊園地もあるから、初デートのフィナーレに観覧車はもってこいだった。
静かに窓の外の景色を眺める。
自分の方から近寄ってくれたライオン舎に、癒されたカワウソコーナー。
期間限定の悲鳴だらけだったお化け屋敷に、二人で食べたお昼ご飯。
もうすぐお別れだと思うと、淋しい気持ちでいっぱいになった。
「星羅!頂上!」