七十年以上が経過した。
今、私たちは昔の人々の命の上にある平和を当たり前と勘違いしている。
戦いに出たくなくてもお國の為と戦ったお父さん。
泣きたい気持ちを抑えて、「お國のために行ってらっしゃいと見送るお母さん。
学びたくても学ぶことが許されなかった僕ら。
毎日毎日、人の命の輝きが消えていく世の中。
一人一人の人権が認められずゴミ以下のように扱われる人がいる世の中。
”生きたくても生きられなかった人がたくさんいる世の中。
自分のしたいことが可能な世界。
勉強ができる世界。
誰もが一人の人間として扱われる世界。
この世界は、当たり前じゃない。
この世界を活かすも活かさないのも、自分次第。
今の生を大切に。
今の僕は輝かしい明日に向かって一歩を踏み出した。