総介が素早い剣技で刀を振り、入って来た二人を纏めて斬り捨てた。総介に斬られ、血飛沫を上げながら、入って来た新手はバタリと事切れる。
わらわも負けじと緋天を振り、三人の新手を倒した。
上の矢部隊がうまく機能しておらぬな。いや、機能しておらぬ訳ではないのか。敵の数が多過ぎて、矢の数が減っていく一方なのであろう。
どちらにしろ、このままでは分が悪い。京の事もある。一度仕切り直しといきたいが、織田がそれを許してくれるか。
ギリギリと歯ぎしりをしながら、相手を斬っていた時だった。
りぃんと軽やかに鈴がどこかで鳴った音がした。これだけの喧噪で、鈴の音なんか聞こえないはずだが。その鈴の音は、自分の耳元に不気味な程ハッキリと聞こえた。
嫌な予感がする・・・。
軽やかな鈴の音だったはずだが。自分の本能が、最悪が始まる合図とでも感じ取ったのか。緋天を持つ手がじわりと汗ばみ、背筋がつうと冷たい何かになぞられた。
刹那、血飛沫を上げて白目をむき、バタリと倒れた奴らが、カタカタと顫動しながらむっくりと起き上がったのだ。
わらわと総介、いやここに居る美張の陣営皆が目を見張る。何が起きているのだと愕然とし、目の前の光景を夢かと疑った。
だが、次々と死者達が起き上がり続け、再びデタラメに剣を振り回してきた。
剣を払い、もう一度斬りつけるが。一瞬反応に遅れたせいで、シュッと頬に剣先が当たり、真一文字に血がつうと流れる。その血が、その痛みが、無情にも夢ではないと思い知らせた。
「「親方様!」」
すぐ隣にいた総介と佐助が声を揃えて絶叫するが、「構うな!目の前に集中しろ!」と一喝する。
首筋を斬ったと言うのに、わらわに一撃を入れ込んだ奴は、もう一度地面に伏してもなお。数秒後には、何事もなかった様に起き上がった。
あっという間に、わらわ達の方が死者に囲まれ、数が不利となっていく。死者達だけを相手する訳にもいかず、矢で仕留めきれなかった新手も流れ込んでくる。
なぜ、死者が起き上がる?どうしてこんな事が?首筋を斬っても死なぬと言う事は、首を切り飛ばさねばならぬと言う事か?妖怪のせいだろうが、死者を操れる妖怪なんているのか?そんな力を持った奴が織田に汲みしているのか?
わらわも負けじと緋天を振り、三人の新手を倒した。
上の矢部隊がうまく機能しておらぬな。いや、機能しておらぬ訳ではないのか。敵の数が多過ぎて、矢の数が減っていく一方なのであろう。
どちらにしろ、このままでは分が悪い。京の事もある。一度仕切り直しといきたいが、織田がそれを許してくれるか。
ギリギリと歯ぎしりをしながら、相手を斬っていた時だった。
りぃんと軽やかに鈴がどこかで鳴った音がした。これだけの喧噪で、鈴の音なんか聞こえないはずだが。その鈴の音は、自分の耳元に不気味な程ハッキリと聞こえた。
嫌な予感がする・・・。
軽やかな鈴の音だったはずだが。自分の本能が、最悪が始まる合図とでも感じ取ったのか。緋天を持つ手がじわりと汗ばみ、背筋がつうと冷たい何かになぞられた。
刹那、血飛沫を上げて白目をむき、バタリと倒れた奴らが、カタカタと顫動しながらむっくりと起き上がったのだ。
わらわと総介、いやここに居る美張の陣営皆が目を見張る。何が起きているのだと愕然とし、目の前の光景を夢かと疑った。
だが、次々と死者達が起き上がり続け、再びデタラメに剣を振り回してきた。
剣を払い、もう一度斬りつけるが。一瞬反応に遅れたせいで、シュッと頬に剣先が当たり、真一文字に血がつうと流れる。その血が、その痛みが、無情にも夢ではないと思い知らせた。
「「親方様!」」
すぐ隣にいた総介と佐助が声を揃えて絶叫するが、「構うな!目の前に集中しろ!」と一喝する。
首筋を斬ったと言うのに、わらわに一撃を入れ込んだ奴は、もう一度地面に伏してもなお。数秒後には、何事もなかった様に起き上がった。
あっという間に、わらわ達の方が死者に囲まれ、数が不利となっていく。死者達だけを相手する訳にもいかず、矢で仕留めきれなかった新手も流れ込んでくる。
なぜ、死者が起き上がる?どうしてこんな事が?首筋を斬っても死なぬと言う事は、首を切り飛ばさねばならぬと言う事か?妖怪のせいだろうが、死者を操れる妖怪なんているのか?そんな力を持った奴が織田に汲みしているのか?



