それから私は、力の抜けた人形のように、毎日を過ごした。

こうしている間にも、日照りは続く。

でも決死の覚悟を見せても、るか様は、一時的な雨しか降らせてくれなかった。

なぜ?どうして?

村に恨みでもあるの?

それとも、私への当てつけ?

分からない。


「大丈夫ですか?」

心配したほのさんが、声を掛けてくれた。

ううんと、私は首を振った。

「こんな事、言うのもなんですけど……」

「何?」

「ここには、雨を降らせる祠があると聞いた事が、あります。」

私は、ハッとした。

「もし、その祠にお願いすれば、雨は降るの?」

「お願いと言うか、祠を少し移動させると、雨が降ると言われていて……」

「それだわ!」

私は、居ても立っても居られず、立ち上がった。