時間が過ぎ、魚の頭をした人達は、酔いつぶれて大広間で眠ってしまった。

するとるか様は、急に立ち上がった。

「つき。我々も寝るとするか。」

「はい。」

私も立ち上がって、るか様の後を付いて行く。

廊下を歩いて、辿り着いた部屋は、あの私が寝ていた部屋だった。


「ここがつきの部屋だ。毎晩この部屋で、我の訪れを待つがいい。」

「はい。」

取り敢えず、私の部屋はここに決まった事は、分かった。

その部屋には既に、布団が敷かれていた。

二つ並んだ布団。

なんだか照れくさい。


「つき。」

そう名前を呼ばれると、るか様に唇を奪われた。

「なっ!」

「何を驚く。我らはもう夫婦だ。」

布団に押し倒され、着物を脱がされた。

顕わになった私の胸を、るか様の舌がはいずり回る。

声にならない声が、部屋中に響き渡る。

そしてあっという間に、私の”初めて”は、るか様に奪われた。