その後、2週間の間に何度も連絡してみたものの1度も返信が来ることはなかった。
いつ返信が来てもいいように、と通知をオンにして通知音もいつもより大きくしているけれど杏莉からの連絡がある日はない。
イヤリングを眺めながら私が何かしてしまっただろうかなんて考えているとじんわりと涙が溢れてくる。
好きなのに、好きだと気づいたのに。
何故か避けられているこの現状がとても辛かった。
杏莉とずっと一緒にいるなんて無理なのだろうか。
せめてもう一度だけでも、なんてネガティブな思考になってしまうのをリセットするため頭をふる。
大丈夫。何が理由があるのかもしれない。
もうすぐ夏休みだしコンクールの練習が忙しいかもしれないし。
きっと嫌われてはいない、よね。
不安で押しつぶされそうななか1粒こぼれた雫はイヤリングと違って歪で無色なものだった。
いつ返信が来てもいいように、と通知をオンにして通知音もいつもより大きくしているけれど杏莉からの連絡がある日はない。
イヤリングを眺めながら私が何かしてしまっただろうかなんて考えているとじんわりと涙が溢れてくる。
好きなのに、好きだと気づいたのに。
何故か避けられているこの現状がとても辛かった。
杏莉とずっと一緒にいるなんて無理なのだろうか。
せめてもう一度だけでも、なんてネガティブな思考になってしまうのをリセットするため頭をふる。
大丈夫。何が理由があるのかもしれない。
もうすぐ夏休みだしコンクールの練習が忙しいかもしれないし。
きっと嫌われてはいない、よね。
不安で押しつぶされそうななか1粒こぼれた雫はイヤリングと違って歪で無色なものだった。