届けられぬ想い | 小説サイトノベマ！

作品番号 1664780
最終更新 2022/04/10

届けられぬ想い

ヒューマンドラマ

2ページ完

総文字数/ 14,048

　私は、独りが好きだ。小説を読み、山に登り、郵便配達員をしている。
　普段を人から人へお届けものをしている私が、自らの想いを届けたい。ごくありふれた郵便配達員の悲恋の物語。

あらすじ: 　僕は、郵便配達員をしている。
ある日、以前からファンだった同じ年で、天才小説家として文壇に躍り出た『飛鳥胡桃』の自宅に郵便を届ける事になった。
　その後、彼女ご指定の専属配達員として指名された。
　彼女に仄かな恋心を寄せつつも、自分はただごくありふれた郵便配達員。
　想いを募らせるも届けられぬ想い。
　やがて、彼の恋は、彼女から委任される大量の案内状の発送依頼をもって、儚く散りゆくのだった。