
- 作品番号
- 1664667
- 最終更新
- 2022/04/06
- 総文字数
- 19,364
- ページ数
- 17ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 64
- ランクイン履歴
-
総合41位(2022/06/12)
青春・恋愛14位(2022/06/12)
- あらすじ
- 12月10日午後4時30分、異国にいる初恋の人の晴れ舞台をテレビで見ながら、10年前の初恋を回想する。
10年前、学年主席の生徒会長・海藤栄介は「世界を壊したい」と書かれた作文を目にする。それを書いたのは何一つ不自由なく幸せに見える少女・宇佐見姫花だった。
世界に嫌気がさした二人は意気投合する。
「ねえ、作ってよ。世界を壊す爆薬」
この作品の感想ノート
この本、本当に大好きで、もう何十周もして見ています!そのくらい、この作品は自分の中で宝物で。
自分自身の話をしてしまうのですが、自分もヒメカと同じように性別に悩んでいて。体は女の子なのですが、男の子になりたい。って小学5年生から毎日 理由もなく思っていて。でも、小4から思っている初恋の人(男の子)が、小5になっても、小6になっても、ましてや 高校1年生になった今でも、変わらずに好きで。
自分は 性別に悩んでいること自体おかしいのに、男の子になりたいのに、男の子が好きなんて、そんなのめちゃくちゃおかしいじゃん。って責め続けていて。
でも、自分は自分のことを好きで居続けて生きていきたいから、自分磨きをして、日々自分を肯定しようと生きてきました。
そのおかげで中3の時には、少しだけですが、自分に自信を持てるようになっていて。まぁ、気分とかによっては、また自分を責め続けている日があるのですが。
中3の時にこの「世界を壊す爆薬」を見つけて。最初は書籍の方で見つけたのです。
「君の傷痕が知りたい」の短編小説集で、汐見夏衛さん目当てで学校の図書室にあって。他の作家さんの短編小説も見てみようと思い、タイトルが気になった「世界を壊す爆薬」を見たんです。
もう大号泣でした。朝学活だということも忘れて、物語の世界に飛び込んで、泣きました。
特に、告白のシーン。
ヒメカの「本当だよ。男でも女でも関係なく、君だから好きになった」が、とても刺さって。
自分の恋愛を後押ししてくれるキッカケになった言葉です。本当に恋愛って「男だから」「女だから」じゃなくて、好きな人を好きになっていいんだ。と気付かされたといいますか。
おかげで、中学は学校が離れたのですが、高校では同じ高校を志望して、無事合格して、胸を張ってその人にアプローチしています。
初恋の人には、高校に入ってから性別のことを話していて、快く受け入れてくれました。
本当に人生が変わるキッカケをくれた小説なので、これからもたくさん読んで、たくさんの感動を味わいたいと思います!
お気に入りなところ✨
ヒメカが性別のことを話した後、栄介が男友達と接するようにヒメカと接していて、栄介は優しい人なんだなって思いました!
本当に大好きな告白のシーン。
「ボクは男の子になりたい。それはずっと変わらない。女の子扱いされるのはもう嫌なんだ」
のセリフ。こうやって堂々と言えるのは、ちゃんとその言葉を聞き続けて、受け止めてくれた人がちゃんと近くにいた証なんだなって、思いながらの次のセリフ。
「ボクは一人の男の子として、男の子の君を好きになったよ」
『ボクは一人の男の子として、』って言葉がヒメカから聞けただけで、自分はとても感動しました。本当に、栄介と短い間だったけど、過ごせて良かったね。って本当に思う、最高のセリフです。
「本当だよ。男でも女でも関係なく、君だから好きになった」
「違う。もっと早く言ってよ。僕も、ずっと君が好きだった」
そのあとの このセリフたちも本当にたくさんの感動を与えてくれて、大好きすぎるセリフです。
ピアス開けた後の「好きな人に指輪はめるのって、男の夢っしょ?」の口調がとても刺さって、ヒメカらしくて、とても好きです!
本当に大好きなこの作品が、ヒメカと自分と同じように性別に悩んでいる人に届いて、少しでもその人がその人らしく、自信を持って生きていけるようなキッカケになれるように、これからもこの作品を愛していきます!!
本当に、たくさんの感動をありがとうございました!!
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