外れスキルでSSSランク魔境を生き抜いたら、世界最強の錬金術師になっていた~快適拠点をつくって仲間と楽しい異世界ライフ~

「ソラが私たちをひとつにしたのよ」

「勝手にひとつにしないでくれるか。私はソラの人格を買っているだけで、お前たちとひとつになった覚えはない」

「フェリス! ここまで来て何を!」

「まあまあ、それぞれスタンスは自由だからさ……」

俺はリュカを宥めつつ、みなに視線をやった。城が完成し、森中の支配者が集まった。そしてみんな、俺の意見をきちんと聞いてくれる。

「これで、やっと国ができる。俺たちは胸を張って、外に出られる」

みなが、静かに頷いた。

「リュカ、フェリス、フウカ、ホエル。俺たちが、新しい〈原初の五柱〉だ」

森中にそう宣明することで、新たな政治体制が整う。法を柱とした共和国だ。

そんなことを考えていると、

「ボクモ! ボクモ! ボクモ!」

ミュウが、めちゃくちゃ主張してきた。確かに、仲間はずれは可哀想だ。大切な仲間なんだから。

「じゃあ、六柱ってことでいいか」

「違うわよ、ソラ」

リュカが言うと、みなが頷いた。

「みなを、新しい〈原初の五柱〉をまとめ上げたのはお兄様です。わたくしが思うに、新しい調和のためには、さらにその長が必要ですわ」

フウカが強い主張に、リュカが頷く。フェリスも、真っ直ぐな目で俺を見つめた。

「ソラ、私はそれがお前であるべきだと思う」

「わたしも~」

ホエルは、いつも通りといった感じ。

「ということはなんだ、俺は……」