「うーん、そりゃあ君みたいな可愛い女の子にそんなことをされたら、僕も嬉しいけど……って、そもそもよく部屋に入ってきたね。鍵はどうしたの?」
「え? 開いてましたよ」
……どうやら疲れすぎて、鍵をかけるのをすっかり忘れていたらしい。
自分の不注意に呆れてしまう。
「まあ、そういう細かいことはいいじゃないですか。このままお背中を流しちゃいますね! フィルさんはわたしに背中を向けてください!」
「い、いや、ちょっと待ってよ! こんな──」
とすぐにお風呂場から出ようとするが、シンディーはそんな僕の両肩を掴んで、無理矢理前を向かせた。
「ダメです! それに……こうしてたら、わたしも恥ずかしくないから……なんかいい感じなんです!」
「い、いやそういう問題じゃない──」
「ダメったらダメです!」
押し問答になってしまっている。
シンディーも強情で、自分の意志を譲る気はなさそうだ。
「え? 開いてましたよ」
……どうやら疲れすぎて、鍵をかけるのをすっかり忘れていたらしい。
自分の不注意に呆れてしまう。
「まあ、そういう細かいことはいいじゃないですか。このままお背中を流しちゃいますね! フィルさんはわたしに背中を向けてください!」
「い、いや、ちょっと待ってよ! こんな──」
とすぐにお風呂場から出ようとするが、シンディーはそんな僕の両肩を掴んで、無理矢理前を向かせた。
「ダメです! それに……こうしてたら、わたしも恥ずかしくないから……なんかいい感じなんです!」
「い、いやそういう問題じゃない──」
「ダメったらダメです!」
押し問答になってしまっている。
シンディーも強情で、自分の意志を譲る気はなさそうだ。
