「──っと寝る前に……シンディーは部屋にお風呂が付いていると言っていたよね。せっかくだから入ろうっかな」
『妾は先に寝させてもらう。風呂は嫌いじゃからな。では、また明日』
そう言って、ベルは布団の上で丸くなった。
風呂が嫌いなことといい、こうしていると本当に猫みたいだ。つくづく恐怖の魔神とは思えない。
だからこそ、ベルフォット教が魔神を信仰し、人々から怖がられている存在だと聞いてもにわかに信じがたかった。
「よし……行くか」
早速服を脱ぎ、僕はお風呂場に足を踏み入れる。
「ふう、生き返る〜」
シャワーヘッドから出るお湯を頭から浴び、全身の疲れを取る。
温かさが体の芯にまで染み渡っていき、淀(よど)んでいた血流が正常に近付いていく。
ここでもまた嬉しくて泣きそうになったが、さすがにこれ以上は涙も枯れるので自重する。
「えーっと、石鹸はどこかな?」
『妾は先に寝させてもらう。風呂は嫌いじゃからな。では、また明日』
そう言って、ベルは布団の上で丸くなった。
風呂が嫌いなことといい、こうしていると本当に猫みたいだ。つくづく恐怖の魔神とは思えない。
だからこそ、ベルフォット教が魔神を信仰し、人々から怖がられている存在だと聞いてもにわかに信じがたかった。
「よし……行くか」
早速服を脱ぎ、僕はお風呂場に足を踏み入れる。
「ふう、生き返る〜」
シャワーヘッドから出るお湯を頭から浴び、全身の疲れを取る。
温かさが体の芯にまで染み渡っていき、淀(よど)んでいた血流が正常に近付いていく。
ここでもまた嬉しくて泣きそうになったが、さすがにこれ以上は涙も枯れるので自重する。
「えーっと、石鹸はどこかな?」
