ほんと、良い子だなあ。
そんな感じでギルド内の注目を一身に浴び、なんだか落ち着かない気分でいると……。
「おや、なにやら騒がしいみたいだね」
受付の奥の方からひとりの男が現れた。
「ギ、ギルドマスター!」
受付嬢さんが彼に縋るように視線を向ける。
「じ、事件です! もう私だけでは対処出来そうにありません!」
「事件とは?」
慌てふためている受付嬢さんの一方、男──ギルドマスターの声音は落ち着いたものだった。
「こ、この人に冒険者試験をやってもらっていたんですが、フライゴブリンを倒してきたんです! しかも本人は『え? なにかおかしいことでも?』なんて顔をしているんですっ! これは最早事件です! シンプルに事件です!」
「そう慌てないで。事件というからビックリしたけど、良いことじゃないか」
パニックになっている受付嬢さんを、彼は「まあまあ」と宥めていた。
そんな感じでギルド内の注目を一身に浴び、なんだか落ち着かない気分でいると……。
「おや、なにやら騒がしいみたいだね」
受付の奥の方からひとりの男が現れた。
「ギ、ギルドマスター!」
受付嬢さんが彼に縋るように視線を向ける。
「じ、事件です! もう私だけでは対処出来そうにありません!」
「事件とは?」
慌てふためている受付嬢さんの一方、男──ギルドマスターの声音は落ち着いたものだった。
「こ、この人に冒険者試験をやってもらっていたんですが、フライゴブリンを倒してきたんです! しかも本人は『え? なにかおかしいことでも?』なんて顔をしているんですっ! これは最早事件です! シンプルに事件です!」
「そう慌てないで。事件というからビックリしたけど、良いことじゃないか」
パニックになっている受付嬢さんを、彼は「まあまあ」と宥めていた。
