彼女たちの言葉に答えず、僕はリオネルに声を発した。
「最初、ギルドで君……いや、腰にある剣を見た時は痺れたよ。その剣が纏っている禍々しい空気。これがもしや、魔剣なんじゃないかって」
「もしかして、僕がベルフォット教の信者に襲われたのも、あなたが裏で手を?」
「その通りだ。君を殺して、魔剣を奪うつもりだった。とはいってもまだ確証はなかったけどね。でも違っていたら、それはそれでいい。ベルフォット教の凶行で、平凡な冒険者が死んだだけだ。こういう時のためにベルフォット教を作ったんだしね」
魔剣を前にして、リオネルの声は弾んですらいた。
「さあ──渡してもらおう。君にそれは不相応だ」
「嫌です。それに僕から魔剣を奪っただけで、あなたにはこれを使いこなせない」
「ふふ、なるほど。やっぱりその口ぶりだと、君を殺さない限り魔剣の所有権が他人に移らないみたいだね」
「……っ!」
「最初、ギルドで君……いや、腰にある剣を見た時は痺れたよ。その剣が纏っている禍々しい空気。これがもしや、魔剣なんじゃないかって」
「もしかして、僕がベルフォット教の信者に襲われたのも、あなたが裏で手を?」
「その通りだ。君を殺して、魔剣を奪うつもりだった。とはいってもまだ確証はなかったけどね。でも違っていたら、それはそれでいい。ベルフォット教の凶行で、平凡な冒険者が死んだだけだ。こういう時のためにベルフォット教を作ったんだしね」
魔剣を前にして、リオネルの声は弾んですらいた。
「さあ──渡してもらおう。君にそれは不相応だ」
「嫌です。それに僕から魔剣を奪っただけで、あなたにはこれを使いこなせない」
「ふふ、なるほど。やっぱりその口ぶりだと、君を殺さない限り魔剣の所有権が他人に移らないみたいだね」
「……っ!」
