「確信はなかったけどね。でもミースネの冒険者ギルドは聖騎士を何度も拒否してきた。ベルフォット教がいるのによ? これはあまりにも不自然だったわ。だから……ミースネのギルドの中枢、たとえば──ギルドマスターが元凶じゃないかって」
カトリナがそう指摘すると、リオネルはその場で俯いた。
そしてバッと顔を上げ、
「ははは! バレてしまったか。そうだ、私がベルフォット教の教皇。ギルドマスターでありながら、とある目的のためにベルフォット教を運営していたのだよ」
と前髪を掻き上げた。
瞳には狂気が宿っている。それが最初に見た彼の姿とあまりに違っていて、総身の産毛が立った。
「どうして……っ? 冒険者の中にも、あなたを尊敬している人は多かった! それなのに……」
今度はシンディーが声を発する。
彼女の胸の内にいるベルは、黙って事の成り行きを見守っていた。
カトリナがそう指摘すると、リオネルはその場で俯いた。
そしてバッと顔を上げ、
「ははは! バレてしまったか。そうだ、私がベルフォット教の教皇。ギルドマスターでありながら、とある目的のためにベルフォット教を運営していたのだよ」
と前髪を掻き上げた。
瞳には狂気が宿っている。それが最初に見た彼の姿とあまりに違っていて、総身の産毛が立った。
「どうして……っ? 冒険者の中にも、あなたを尊敬している人は多かった! それなのに……」
今度はシンディーが声を発する。
彼女の胸の内にいるベルは、黙って事の成り行きを見守っていた。
